『2人のパーティ』 |
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『ToHeart』より「長瀬源四郎」「来栖川芹香」「宮内レミィ」「宮内シンディ」です。 |
「ToHeart」のヒロインの誕生日に合わせた連作の第5作です。 連作のコメントで繰り返し述べていますが、ToHeartのヒロインたちの誕生日は、保科智子の9月10日に始まって、姫川琴音が10月9日、長岡志保が11月7日、雛山理緒が11月24日(PlayStation版での設定)、来栖川芹香が12月20日、宮内レミィが12月21日、松原葵が1月19日、来栖川綾香が1月23日、神岸あかりが2月20日、そしてセリオが3月12日、マルチが3月19日という具合に、みな秋から春にかけて設定されています。 2004年の10月から12月上旬にかけて、それぞれのヒロインに合わせて、多少(2ヶ月遅れた智子は「大幅に」)遅れながらも制作を続けてきた連作ですが、さすがに12月中〜下旬はクリスマス絵と年賀絵の制作を優先するため、この時期に誕生日がある芹香とレミィは制作を見送るつもりでした。 しかし、早めに着手したクリスマス絵がクリスマスの1週間前に完成し、引き続いて制作を開始した年賀絵も年末上京前に完成と、予定していた作品の制作が思ったより捗ったのに気をよくして、年賀絵が完成するとすぐさま、芹香とレミィの誕生日に合わせた内容で制作することにしました。 さすがに2人それぞれに1枚ずつ描いているほどの余裕はありませんから、2人が一緒にいる場面を1枚の絵に描くことにします。 といってもゲーム本編には、PlayStation版まで範囲を広げても、この2人の接点は全くないのですが、PlayStation版では相当な豪邸を構えていることになっている宮内家を、単なる成金ではなく来栖川家と比べても遜色ない名家であることにして、宮内家でクリスマスパーティを兼ねてレミィの誕生パーティが開かれ、そこに来栖川家一同が招待された、という場面を描くことにしました。 この場面を選んだのは、芹香とレミィそれぞれのすぐ近くにいながら、学園内の場面を描いたのでは出演させることが難しいサブキャラ、すなわち来栖川家の執事セバスチャンこと長瀬源四郎と、レミィシナリオの終盤に至って登場するレミィの姉シンディを、容易に出演させることができるからでもあります。 (2005.1.11)
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