2003年10月後半の日記
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10月31日(金)
週末前夜のこの夜、何をやっていたのか、日が経ってしまうとすぐには思い出せないのですが、一つだけ確かなのはずいぶん前から取りかかっている新作CGの制作続行ではなかったということです。子供の頃からつけている日記帳を見れば、何をしていたかはわかるのですが、取り立ててここに書くほどの作業ではなかったのがわかったので、ここには書きません。
(11月8日アップ)

10月29日(水)〜30日(木)
もうすぐ総選挙です。それを実感するのは、まず第一に職場の周りを街宣車が走り回っていて、仕事をしていても例の騒音が聞こえてくることですが、もう一つ、30日の夜にメールチェックをしても内閣メールマガジンが届いていなかったことでした。10月23日の第115号に、次回配信は総選挙明けの11月13日と書いてありましたが、もし自民党が総選挙で大敗して小泉首相が退陣する事態になったとしたら、11月13日に「小泉内閣メールマガジン」が発行されることはないでしょう。そうなることを期待しているわけではありませんが。
29日と30日の夜は、例によって(8字削除)に時間を費やしていました。もう少し、自分で納得のいく時間の使い方をしなければならないと思っているはずなのに。例えば慰安旅行で撮ってきた写真をアルバムに貼ることだって、もっと有意義な時間の使い方と言えるはずです。
(11月1日アップ)

10月28日(火)
慰安旅行の時に現地で買って宅配便で送った地ビール4本が、夜になって配達されました。酵母を濾過していないビールですから、たとえ冷蔵庫に入れたとしてもそう何ヶ月も保存は利きませんが、今週末から週末ごとに1本ずつ空けていくくらいにしましょう。
これからは寒くなる一方ですから、肝機能の数値が悪化して献血できなくなるまでビールをがぶ飲みすることもないと思いますが、食べ物のおいしい季節、「天高く○肥ゆる秋」ということで、酒の飲み過ぎだけでなく、肥満につながる食習慣には気をつけなければなりません。
肥満につながるというと、その作用が大きいのは炭水化物よりも脂肪の摂りすぎです。現代のアメリカの社会がいかにそれに対して神経質になっているかは、町のスーパーで成分無調整牛乳を売っていず、売っているのは低脂肪乳かビタミン強化牛乳だけだということを現地で見て実感したのですが、脂肪の摂りすぎを少しでも防ぐために私が実践しているのは、炒め物を作る時にテフロン(R)加工のフライパンを使うことです。
就職して親元を離れた時に買って、それ以来8年余り使っていたフライパンが先頃壊れたので、ホームセンターへ新しいフライパンを買いに行った時のことです。それまで使っていたフライパンは直径20cmでしたが、ホームセンターには何故か20cmのフライパンがなく、18cmと22cm(その上は24cmと26cm)という品揃えでした。独り暮らしの身では、特に台所道具は必ずしも「大は小を兼ねる」とは限らないことを今までの経験で知っていますから、台所整頓の秘訣、すなわち「台所の整頓を保つには道具を増やさないこと」には反するのですが、18cmと22cmのフライパンを買いました。その時の値段が、18cmは普通の樹脂加工で498円だったのに対して、22cmはテフロンで1270円もしました。
しかし実際に使い始めてみると、普通の樹脂加工のフライパンで炒め物をするには油を敷かないとすぐに焦げ付いてしまうのに対して、テフロンのフライパンでは油を敷かずに炒め物をしても全然焦げ付きません。それがわかってからは、焼そばでもお好み焼でも野菜炒めでも目玉焼でも、炒め物をする時は全てテフロンのフライパンで、油を使わずに作るようにしました。自炊するようになってから揚げ物は作らなくなりましたから(1回揚げ物をするたびに減る油の量を知ってしまうと、あの油が全部口を経由して腹の周りに着いていると思うとゾッとします)、炒め物に油を使わなくなると、口に入る油はさらに減ります。これが健康増進にいくらかでも役立っていると信じたいです。
フライパンの値段の数百円の差なんて、毎日使っても何年も持つものですから、1回使うごとの減価償却費にすればごく僅かなもので、健康への投資と考えれば、これほど安いものはありません。
(11月1日アップ)

10月26日(日)〜27日(月)
私の職場は今が仕事の忙しい時期ですが、仕事が忙しくて気分的に煮詰まっている時だからこそ息抜きをというのか、26日から27日まで、1泊2日で慰安旅行です。他人の物見遊山の自慢話を聞いてやってもいいという物好きな方は、近日中にアップするかもしれない番外日記をご覧ください。
27日は普段の勤務のある日よりも早く帰宅できましたが、帰りのバスの中でずっと寝続けてきたにもかかわらず解消しきれなかった寝不足のせいで、せっかく早く帰宅できたのに、創造的な活動をしようという気力が湧いてきません。それでいて中途半端に昼寝したせいで今すぐ布団に入っても寝られないのは明らかなので、25日に買ってきた「君が望む永遠DVD版」をインストールし、攻略法を探して印刷してから、適当に流してみることにしました。
主人公(鳴海孝之で名前固定)のボイスはないものの、男性キャラにもボイスがあるらしいフルボイスのため進行が遅く、まだ序盤も序盤、孝之が涼宮遙に出会ったばかりという段階ですが、私にとって初めてのアージュのゲームであるこのゲームには、私が今まで主にプレイしてきたelf・シルキーズ・Leaf・Keyのゲームとは違ったテイストがあるようです。
そういう感覚は、私にとって初めてのアイルのゲームである「真・瑠璃色の雪」をプレイした時にも感じました。ただ真・瑠璃色の雪は、私がプレイしたのはごく最近ですが、元々は1990年代のMS-DOSゲームだったのを最近Windowsにリメイクしたゲームだそうですから、同じように1990年代のMS-DOSゲームからリメイクされたelf・シルキーズのゲームである「恋姫」や「YU-NO」が、最近のゲームである「リフレインブルー」や「flutter of birds」と違うテイストを感じさせたのと同様、制作年代の違いに由来するのかもしれません。
それに対して 君が望む永遠のCD版が発売されたのは2001年で、制作年代の違いを感じさせるほど古くはありませんから、elfのゲームと違うテイストを感じるとしたら、それはやはりアージュというメーカーの特色と言えるでしょう。
(11月1日アップ)

10月25日(土)
週末に入ったというのに、相変わらず困ったことに、「雫」連作3枚目となる新作CGの制作を進める意欲が上向いてきません。その原因が、シチュエーションをはっきりと決めずに見切り発進したからなのか、もうすぐ南半球の夏だという季節になってまだ「夏服」で連作を続けているからなのか、制作が長引きすぎたからなのか、これの次に制作するCGの題材ばかりがいくつも浮かんでくるからなのか、それとも他に思い当たる原因があるからなのか、私自身どれが最大の原因なのかわからないのですが、制作意欲が上向いてこないのばかりはどうしようもないので、CGに関連して2つ、あまり創造的ではないけれども少し前から気になっていた作業をすることにしました。ですがそれらについて打鍵するのは後回しにします。
その2つの作業は、昨夜から今日の深夜にまでわたって睡眠その他を挟んで断続的に行なってきた作業ですが、午後から夜にかけては作業を中断して新潟市へ出かけていました。
新潟まで行った用件の第一は、第四銀行本店に併設されている だいしホールで開かれた室内楽の演奏会を聴きに行くことです。プログラムに載っていた曲目は、モーツァルトのフルート四重奏曲と弦楽四重奏曲第14番(ハイドン・セット第1番)、ブラームスのピアノ五重奏曲で、アマチュアの演奏会としては力を入れていると思います。私は3曲ともCDを持っていますが、室内楽の生演奏を聴く機会は新潟市でもあまり多くないので、物は試しと聴きに行ってみました。こういったクラシック音楽については、演奏することなくただ聴いているだけの私でも、いくらでも長広舌が揮えるのですが、この日記を読む大部分の人には関心のないことでしょうから省略します。クラシック音楽に関心があって、私の長広舌に付き合ってやってもいいという方は、ここをクリックしてください。(ここの番外日記だけ10月30日アップ)
それからもう一つの目的は、時間的にはこっちの方が先になるのですが、かねてから食指が動いて仕方がなかった「君が望む永遠 〜DVD specification〜」(以下「君が望む永遠DVD版」)を買うことです。そして、生活に窮しているわけではない独身貴族の身ですが、ゲームソフトの置き場所にはそろそろ窮している6畳一間のアパート住まいの身、「それだけでDVD版を買う価値がある」と言う人がいるほどの追加シナリオがあり、しかもWindowsXP対応が正式に保証されているDVD版を改めて買う以上、ずっと前に買った中古の通常版(以下「CD通常版」。将来希少価値が出て値上がりすることが見込めるかもしれない、あの曰く付きの初回版ではなく)を保有し続ける意味は全くなくなったと考えて、CD通常版は中古ゲームを売買している店で売り払ってしまうことにしました。
私は物持ちがいいと言うよりも物を捨てられない性分のようで、プレイする当てもないゲームが山積みになっているにもかかわらず、それらを売り払って収納スペースを空けると同時に小銭を得る、ということができないようです。ゲームを売り払ったのは、ずっと昔、MS-DOS版の「プリンセスメーカー」を買ったすぐ後くらいの頃、雑誌のレビューなどを参考にせず、店頭で見た自分の直感だけで買ったゲーム(タイトルは記憶の深淵に封印しました)が、直感が外れてとんでもないクソゲーだったために、数時間プレイしただけで売り払ったことがあるくらいです。
ですが、買い取りカウンターでCD通常版を売り払ってからゲームソフト売り場へ足を運んだその場で、DVD版とまだ売っているCD通常版(初回版の中古もまだ出回っていて、けっこうプレミアがついているようです)が並んでいるのを見て、DVD版とCD通常版はパッケージのデザインがだいぶ違う(CD版の表は速瀬水月と涼宮遙のツーショットですが、けっこうあざとい(4字削除)が気になったものです。また裏には簡単なキャラ紹介が載っていて、それを根拠に穂村愛美というキャラの人となりについての推測をチャットで喋ったりしていたものでした)のに気づくと、今手放してきたばかりのCD通常版が惜しくなって、買い戻すとは言わないものの、売り払う前にせめてパッケージの写真くらい撮っておけば良かったと思っているのですから、我ながら「もうね、バカかと。アホかと。」です。
演奏会が終わったのが夜だったので、新潟から帰ってくるとDVD版をインストールする間もなく、チャットルームが賑わう時間帯になります。行きつけのチャットルームの一つ、そこに屯する人たちの多くが 君が望む永遠を既にプレイしていて、私は軽い疎外感を味わっていたチャットルームには、人が集まってきたと見るが早いかログインして、穂村愛美の人となりについて新しく得た印象を話したり、大空寺あゆ(私はそのチャットルームでは「たい焼きうぐぅでないあゆ」という、大空寺あゆファンに喧嘩を売るような言い方ばかりしています)の特徴についての考えを述べたりしました。そうやってそのチャットルームでは久しぶりに談論風発しながら、もう一方では昨夜から実施していた作業を続けていたわけです。

さて、先ほど打鍵を後回しにした作業の内容について、傲慢な管理者の長広舌に付き合ってやってもいいという、寛容さと忍耐力に自信のある方は、ここをクリックしてください。
(10月29日アップ)

10月22日(水)〜24日(金)
インターネットの一部として、多くの人が利便性を享受している電子メールですが、同じくらい多くの人が煩わしさを感じているに違いないと思うのは、言わずと知れたスパムメールです。私は一時期、Niftyのメールアドレスの他に、OSを再インストールした際などにメールソフトの設定が正しいか試せるように、ある無料のウェブメールのアカウントを持っていたことがありましたが、たまにサインインすると、件名に特定の英単語が含まれていたら即刻削除する設定(その単語数はそのウェブメールで設定できる上限一杯まで)にしてあるにもかかわらず、いつも受信トレイが英語のスパムメールで溢れかえっているので、あまりの煩わしさに、ウェブメールのアカウントにサインインするのを止めて、アカウントが自然消滅するのを待つことにしました。いっそのこと、件名に「Re:」以外の半角英数字が含まれていたら一切受信しない設定にはできないものか、と思ったくらいです。
最近まで私のパソコンでは、OutlookExpress6の設定で、件名に「未承諾広告※」を含むメールはサーバからダウンロードしない(ダウンロードされなかったメールは、28日後にプロバイダが削除してくれます)ようにしていますが、つい先日、件名に「VIAGRA」──開発当初の目的とは異なる薬効のために、最近とみに有名になっている医薬品です──を含む英語のスパムメールが来たので、先手を打つつもりで、件名に"VIAGRA","Viagra","viagra"のいずれかを含むメールはサーバからダウンロードしないように設定しましたが、するとまるでそれを待っていたかのように、件名に"VIA.GRA"を含むスパムメールが舞い込み始めました。
規制する主体が官公庁であれ民間企業であれ、何らかの形で宣伝行為を規制すると、その規制をかいくぐる宣伝方法を考え出すのは、宣伝で食っている民間企業としては当然ですが、こうなってくると本当に、件名に「Re:」以外の半角英数字が含まれていたら、一切受信しない設定にはできないものか、と思います。あるいは、技術的に難しいというよりも一種の「検閲」になってしまうために法的に不可能なのだろうと思いますが、これが実現したら英文スパムメール撃退の決定打になると確信する、本文がユーザ指定の言語以外だったら受信しない設定にすることはできないものでしょうか。
バイアグラ──服用しても、その“結果”を使う相手がいませんが何か?
(10月25日アップ)

10月20日(月)〜21日(火)
このところ風邪が流行しているのか、職場では毎日のように誰かが欠勤していますし、出勤していても勤務時間中ずっと咳き込んでいる人もいます。かく言う私もなかなか体調不良を根治できず、市販の風邪薬を飲みながらだましだまし勤務している状態です。
体調不良が精神面での活力低下をもたらしているのか、由々しきことに、CGの制作を続ける意欲が低下してきました。そうなった原因として風邪の他に思い当たるのは、もうこの際白状してしまいますが、製作中の作品に描く予定のキャラ、「雫」の新城沙織と月島瑠璃子なのですが、2人をうまく組み合わせるシチュエーションを細部まで詰めないまま、見切り発進で瑠璃子を描き始めてしまったことです。連作を意図して描いてはいますが、連作の1枚目に描いた5人、2枚目に描いた太田香奈子と藍原瑞穂と違って、沙織と瑠璃子には本来、直接的な接点が全くなく、「ONE」の深山雪見がそうであるような、主人公以外に川名みさきと上月澪の両方と接点を持っていて、時系列的にゲーム本編よりも前に2人を結びつけてくれるサブキャラがいるわけでもありません。
このままでは最悪、制作中のままお蔵入りしてしまう可能性があります。それだけは避けるため、少なくとも制作がそこそこに進んでいる瑠璃子だけは、最低限、背景もない単独のポートレイトとしてでも公開できるように、完成に漕ぎ着けたいところです。
(10月25日アップ)

10月19日(日)
午前5時に布団に入るほど生活リズムが乱れきっていますが、目覚まし時計を使って無理にでも平日と同じ時刻に起きようとしました。しかし目覚まし時計が鳴った記憶も時計を止めた記憶もありません。午前11時頃になって、窓から差し込んできた陽射しが顔を直撃するに及んで、やっと起きましたが、午前のうちに起きられたのですから良しとしなければならないでしょう。
起きてからは決然、自己目的化したサイトいじりの妄執を払って、CGの制作を再開しました。しかし今回も、紙に描いた原画の段階での仕上げがいい加減なままパソコン上の作業に移ってしまったようで、Photoshopを起動してから手間取りそうです。
(10月20日アップ)

10月18日(土)
この週末こそ、制作が遅れている新作CG(「雫」連作3枚目)の制作に邁進したい、いやそれよりも社会人としては、CGの制作が遅れた大きな原因であるところの体調不良を根治しなければならない(社会人たるもの自己管理はできて当たり前、どころか自分の健康管理もできないのでは「死して屍拾う者なし」なのが社会だという思い込みがあるので)のですが、17日の夜はどうもCGの制作を再開する気分にならず、その代わりにサイトに関してちょっと思いついた作業を始めたところが、18日を丸一日それに費やす結果になってしまいました。ウェブサイトに関して私がやっていることの実態が、ウェブサイトを来訪者のために運営・管理するというよりも、HTMLファイルや画像ファイルのほとんど目に見えないところをいじくり回すことが自己目的化しているのを、改めて見せつけられた気がします。
つまらない作業に一日を浪費したので、またちょっとした思いつきで、3号機の写真をサイトに上げてみることにしました。
体調が崩れた原因の一つが、週末のたびに夜更かしして生活リズムを乱すことだという自覚はあるので、18日は早く寝て19日は平日と同じ時刻に起き、そして19日は平日と同じ時刻に寝れば、20日の月曜日の勤務に差し支えることはないはずだと思い定めましたが、18日の夜はいつものように夜更かし、3時半まで深夜チャットをしているのでは、つける薬がありません。
(10月20日アップ)

10月17日(金)
夕方帰宅すると、宅配便の不在連絡票が郵便受けに入っているので、すぐに再配達の手配をします。やがて届いたのは、今年もインターネットの優待販売でバージョンアップを買った、Norton SystemWorks 2004でした。さっそくパソコンを2台とも起動し、箱を開けてインストールを始めます。
ちゃんとしたメーカーのソフトであれば、古いバージョンがインストールされている環境にバージョンアップをインストールする場合でも、全く新規にインストールするのと比べて特に面倒な操作は必要ないように作ってあるはずですが、SystemWorksとは本来別の製品なのに従来から同梱されているGoBackだけは、2003まではRoxioの製品だったのが2004ではSymantecの製品になっていて、2004に同梱されているのをそのまま上書きインストールしても大丈夫なのか確信が持てなかったので、3号機にSystemWorksのインストールが終わった時点で、古いバージョンのGoBackをいったんアンインストールして、新しいバージョンをインストールすることにしました。このアンインストールに、その間に2号機へのSystemWorksのインストールとウイルススキャンが完了するくらいの時間がかかってしまったのですが、このような手順が本当に必要だったのかどうかはわかりません。
(10月20日アップ)

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