2002年1月前半の日記
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1月15日(火)
14日に公開した新作CGに、久しぶりに、本当に久しぶりに、すぐに感想書き込みがありました。私がCGに付けた、付けずもがなの冗長なコメントに、こうやって当意即妙にコメントを返してくる夕凪さんの文才は、お知り合いの方々の間ではかなり有名です。ですがそのコメントを読んで思ったことは
「こりゃ『リフレインブルー』より先に『ONE』をプレイしなきゃいかんな」
……「遊び」でしかないゲームに「〜しなければいけない」というのも変な話ですが。差し当たっては先月からプレイが中断したままになっている「加奈」をコンプリートするのが先です。

昨日の項で触れた「ちゆ」の記事から、「Kanon」の制作元であるビジュアルアーツオフィシャルサイト内にあるKanonキャラ紹介ページにリンクが張ってあって、それを見に行くと、制作元がそれぞれのキャラに設けているオフィシャル設定が載っていました。
設定されている項目には、いかにもそれらしい物として各キャラの誕生日というのがあります。Kanonのゲーム本編の期間に誕生日が存在し、誕生日あるいはそれにかかわるイベントがゲーム本編のシナリオ上で意味を持っているのは川澄舞の1月29日と美坂栞の2月1日、本編の季節からは外れているもののゲーム中でその日付が言及されるのは水瀬名雪の12月23日と月宮あゆの1月7日、以上4人ですが、ゲーム本編と関係なくても半ば雰囲気作り的に誕生日を設定することが、最近は多いらしいです。昨年9月10日の項に書いた、「ToHeart」の保科智子の誕生日もその手合いでしょう。
その設定によると上記4人以外の誕生日は、沢渡真琴が1月6日、水瀬秋子が9月23日、天野美汐が12月6日、倉田佐祐理が5月5日、北川潤が4月18日、そして美坂香里が3月1日(順不同、相沢祐一は設定なし)となっています。
これを見て、あれっと思ったのは、「美坂姉妹の生年月日が近すぎないか?」ということでした。香里が高校2年生で栞が高校1年生だというのですから、香里が生まれてからちょうど11ヶ月後に栞が生まれたことになります。医学的にはあり得ないことではないのですが、栞が生まれる直前の時期には、母親は胎内に栞を育てながら香里にも授乳しなければならず、これでは母体に負担がかかりすぎます。ですからホルモンの作用で、授乳している間は次の子供を妊娠しにくい(絶対に妊娠しないというわけではありません)ようになっていると、物の本で読んだことがあります。
これがもし香里が生まれてから6ヶ月後に栞が生まれたことになっていたら、同じ女性が6ヶ月間隔で出産することは医学的に不可能ですから、大チョンボをしでかしたことになってしまうなあ、などとその時は思ったのですが、今になって思うと、何のことはない、出産間隔の問題は「二人は異母姉妹だ」という一言で解決されてしまいます。それくらいのことに頭が回らないとは、齢32にして……いやだなぁ……
それどころか、もし二人が異母姉妹だという隠し設定があったら、それこそ二次創作小説に恰好の題材を提供していたことでしょう。一夫多妻制と一夫一妻制とを問わず、主役が異母兄弟姉妹であることを題材にした文学作品は星の数ほどありますから。
(1月19日アップ)

1月14日(月)
昨夜のチャットではいろいろな話題が出ましたが、たまたまCD-ROMのコピープロテクトが話題になった時、それについて触れた記事が載っているといって「ちゆ」(バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳)というサイトが紹介されました。
私は寡聞にして知らなかったのですが、ネット上では極めて有名らしい(なんせ開設から1年経たないのにアクセスカウンタ1700万──1700とか17000じゃないですよ)このサイトには、インターネットやゲームや漫画についてさまざまな記事が載っていて、ついついチャットそっちのけで読み耽ってしまいました。
昨年8月に黒磯市で小学生の女の子が誘拐された事件については、私もこの日記にちょっと書きましたが、その際に「いかにも興味本位で報道されているらしい」と書いたことの実例が載っていました。容疑者の一人がコミケで売った同人誌に関する記事を載せたらしい週刊誌の名前を、いつだったか巡回先のサイトで、サイト管理者の9月初旬のウェブ日記で目にして、それ以来頭の片隅に引っかかっていたものです。
その週刊誌の記事についての「ちゆ」管理者のコメントの引用は避けますが、同人誌の元ネタになったゲームのことを何一つ知らずに記事を書くとこうなる見本としか言いようがありません。
そのゲームとは「Kanon」なのですが、同人誌に描かれた月宮あゆが「見れば見るほど被害に遭った○○ちゃんに生き写し」とあるそうですが、この程度の類似点で「生き写し」になるなら、目が2つ鼻が1つ口が1つ耳が2つあるキャラは全て「生き写し」です。というのは言い過ぎとしても、被害者の顔写真(未成年者の顔写真を無修整で載せるのも問題大アリだと思いますが)を見た私の第一印象は「月宮あゆより結城瑞穂に似てない?」でした。
それからKanonをプレイした人なら誰でも知っているはずのジャムネタ(私も新作CGのコメントでネタにしました、はい)を指して「不条理系のギャグ」と言われたら、どう返していいのか途方に暮れます。そもそも最初にして最大の誤謬はKanonが容疑者のオリジナル作品だと勘違いしていることだとか。「ちゆ」管理者がその記事にコメントしながら、どれほど深い脱力感に襲われたか、想像するに余りあります。
ゲームオタクの周辺にいるに過ぎない私が、「ちゆ」管理者のコメントに付け加えることもいくらもありませんが、せめて一つ。音楽用語としてのカノンは「繰り返し」の意味ではありません。
カノン【Kanon(ドイツ)・canon(イギリス)】(もとギリシア語で定規・基準の意)@A省略B〔音〕楽曲形式の一。第一声部旋律を第二・第三などの声部が厳格に模倣しつつ進む対位法的な楽曲。追復曲。典則曲。キャノン。
(広辞苑第四版)
14日になって日記を打鍵しながら巡回中に、あるサイトの管理者の日記に見つけた
「ヲタクのことはヲタクにまかせろ!」
という言葉を、私は謹んで「週刊女性」編集部(あ、言っちゃった)に捧げるものであります。

14日は成人の日です。私が二十歳で、当時は1月15日に固定されていた成人の日を迎えてから、十二支が一巡りしました。そのとき自治体が主催する成人式に出席した記憶はないのですが、昨年の成人式は各地で騒ぎがあってマスコミの好餌になったのは記憶に新しいところです。騒いだ者が20歳になっていたなら、軽犯罪法違反の罪状ででも現行犯逮捕して新聞に実名と顔写真を載せてやればいい見せしめになると思うのですが、「2002年のうちに20歳になる人」が対象の式典だと、そうもいかないかもしれません。
新潟県は一日好天で、県内各地のスキー場はきっと混雑したことでしょう。そういう日に私はアパートに籠もったまま、夜を日に継いでCGの制作に没頭していたわけです。外の天気に無関心だったわけではなくて、よく晴れたのを見て久しぶりに布団を干しました。
夜にはCGが完成したので桂芳恵さんにメール添付ファイルでお贈りし、当サイトでも公開することにしてサイトの更新を行います。
ずいぶん前から気になっていたことがようやく片づいたので、明日からはゲームの消化にシフトすることにしましょう。差し当たって「加奈」のコンプリートを当面の目標とします。
時はまさにKanonの季節ですが、その前駆作とも呼べる「ONE」の季節でもあると、お知り合いの方に強く薦められています。そう言われて考えてみると、季節を冬に設定したゲームは、夏よりは少なそうですが春と秋よりは多いような気がします。
(1月15日アップ)

1月13日(日)
3連休中日の今日は、かねてからの計画通りCGの制作に没頭します。そうしているうちに気がつくと午後8時を過ぎて、NHK大河ドラマの時間になっていましたが、先週日曜の第1回放送を視て、今年の大河ドラマは視ないことに決めました。
視ない理由──織田信長が登場するからです。
歴史上に実在した人物に対して、こんな変な好き嫌いを持つことがおかしいとは思うのですが、もうずいぶん前──放送年を確かめようと思ってNHKのサイトを見に行ってみましたがわかりませんでした──に、緒方直人さんが信長役で主演した「信長 KING OF ZIPANGU」を視ていて、緒方さんを嫌いになってしまいそうに感じて視るのを止めたことがありました。今年も第1回放送を視て、このまま視続けると信長役の反町隆史さんを嫌いになりそうな気がしたのです。
その他、数年前の「元禄繚乱」も徳川綱吉役の萩原健一さんを嫌いになりそうで早々に視るのを止めましたし、どうも私には変な癖があるようです。

1月12日(土)
昼間、CG制作の資料集めを兼ねて図書館へ行き、一週間分の新聞を読んでいたら、ロボットの研究開発の現状を扱った特集記事がありました。
その記事では、人間に外見を似せたロボットを「ヒューマノイド」と称していましたが(SF小説やゲームでは「アンドロイド」という用語が一般的ですが、ロボット工学の用語としてはヒューマノイドのほうが一般的らしいです)、ヒューマノイドと人間の共生、あるいは「機械の心」といった見出しに浮かれているようなページの中で、第一線の研究者が寄稿した文章が、言ってみればお気楽な大衆に冷水をぶっかけるような文章でした。(2002年1月7日付読売新聞朝刊29面、広瀬 茂男 東京工業大学大学院教授の寄稿文)
SF小説に描かれるところの「家の中ではヒューマノイドが掃除機をかけてくれる」というような情景が見られる時代は来るのだろうか、という問いかけをして、すぐさま「そうはならない」と切って捨て、その根拠は「ヒューマノイドが実現されるころまでには、もっと効率的で安価な専用型ロボットが次々に開発され、結果的にヒューマノイドの出番はなくなる」というのです。
ヒューマノイドを実現しようとしたら、人間並みに微妙な作業ができる運動装置、人間並みの「常識的判断」ができる人工知能などを1台のロボットに完全に組み込み、しかもそれを多分数百万円以下の価格で供給できなければ家庭用としては普及しないということで、数十年はかかると考えているのですが、そこで次の段落では
問題は、そんな遠い未来まで掃除機が旧式のままでいるかという点である。
となります。言われてみればもっともな話で、コンセントから電源を取る今あるような電気掃除機を引っ張って、電源コードが物に引っかからないかにまで注意を払いながら部屋中に掃除機をかけて回ることのできる、二足歩行式のヒューマノイドが実現する頃には、人手不用電源コード不用の自走式掃除機が実現しているはずです。ゴミを発見して認識するための技術はヒューマノイドも自走式掃除機も同じですから、それなら二足歩行式のヒューマノイドより四輪走行式の自走式掃除機のほうが、移動装置に関する限りずっと簡単に実用化できるはずだからです。というより四輪走行式自走ロボットなら、とっくに実現していませんか?
もう一つの例として思いついたのは、「道路地図が読めてナビゲーターが務まるヒューマノイドが実現する頃には、無人操縦で目的地へ行ける乗用車が実現している」ということです。最近ベストセラーになった本によると道路地図を読めない女性が多いことには大脳生理学的な根拠があるらしいですから、道路地図を読めるヒューマノイドが実現するにはどれくらいかかるかわかったものではなく、それよりはカーナビ技術を応用した無人操縦自動車のほうが先に実用化されると思います。限定されたレールの上を走るという条件でなら、新交通システムで無人操縦はとっくに実用化されていますから。
寄稿文の結論は、世界をリードするロボット大国の地位を維持するためには、ヒューマノイドの幻想に浮かれていないで、個別の作業目的を見据えてそれを実現することを可能とする「実用的ロボット」の創造開発が大切だ、ということでした。

そんなことを考えているうちに、ヒューマノイドの実現可能性について、敢えて新聞記事が触れようとしなかった用途に考え至りました。だいたいもう想像がつくと思うのですが、戦闘用ヒューマノイドです。なにしろ軍事用なら採算性は度外視ですし、それにどれだけ運用費がかかろうが自国の兵士の命が損なわれる危険を軽減するという錦の御旗がありますから。生半可な人道主義者、というよりもむしろ人命至上主義者が、これに対してどういう理論武装ができるでしょうか。
そして最大のメリット。生身の人間には「自分が死ぬことに対する恐怖」というのがあって、これを払拭しようと思ったらよほど強力な洗脳が必要ですが、ヒューマノイドなら「自分が破壊されることを回避するように行動する」という思考ルーチンをインストールしなければいいだけのことです。もちろん無意味に自爆してしまっては困りますから、高度な判断能力をインストールしておく必要がありますが。
──未来の戦争では、戦場を「先行者」が走り回るのでしょうかね……。
最後でふざけてしまって申し訳ありません。

1月7日(月)〜11日(金)
1年前の今頃に比べても、日々は淡々とこともなく流れています。昼間の出来事で仕事以外のことといえば、7日に通販の申し込みを郵送し、8日に歯医者へ行って歯石を取ってもらったこと。サイトの更新としては、7日にじんとにっくさんからいただいた年賀CGを8日になってから公開し、8日と9日は日記の更新、10日は日記と更新履歴の定期的更新つまり前月の分を分離して、それでいながら日記の本文は一文字も打鍵していない、とまあそんな具合です。
12日からは3連休なので、今度こそ腰を据えてCGの制作に取り組めるように、体調の維持に努めます。

7日に通販を申し込んだ同人誌が、早くも11日に届きました。冬コミで買った本に入っていた、通販案内のペーパーには、送料は1冊100円ないし200円となっていましたが、6冊分700円の送料を送ったのに対して実際の送料が340円(冊子小包500g超過〜750gまで)だったので、300円の定額小為替が入っていました。
それを見て思い出したのが、少し前に仕事の関係で書類を送ることになった時、量的には数百グラムだったはずなのに、先方の指定通りに宅配便で送ったら590円も取られたことです。
小泉内閣が推し進めているように郵便事業が民営化され、宅配便業者が参入するとしても、「2kg以下は封筒一枚でも700円(ヤマト運輸・新潟県→東京都)」という料金体系のままでは、民営化された郵政事業庁が本気を出したら宅配便業者は勝負にならないでしょう。そうなった時に、定形外郵便物や冊子小包並に小刻みな料金体系を設けて値下げ競争に打って出てこそ、今までさんざん郵便小包のシェアを蚕食してきた宅配便業者にふさわしいでしょう。
(宅配便業者を悪者扱いするような書き方をしていますが、宅配便業者との競争によって郵便小包のサービスが向上したことは認めています。チルドゆうパック、配達時刻指定など)
(1月11日アップ)

1月6日(日)
昨日の日記に書いたガタケットは今日も開催されますが、起きたのが午後だったのでもう間に合いません。
休みだからといってアパートに籠もりきりで、溶けてしまいそうなほど寝てばかりいるのでは不健康極まりないので、明日から本格的に仕事を始める前に、今日は図書館へ行って年末からの新聞を読んできました。
朝鮮半島北部を実効支配している勢力のことなどは、あまり日記にも書きたくないので書きません。
大手生命保険会社の調査によると、2001年に生まれた子供の名前で、女子の上位は順に、さくら・未来・七海・美月・結衣・美咲・玲奈・優花・萌・琴音・彩花だったそうです。2つほど、私がプレイしたことのあるゲームに登場する名前が見えますが、今10代後半ないし20代前半の年齢層に達している世代、すなわち1970年代後半から80年代前半に生まれた女子の名前に、こういう名前は一般的だったのでしょうか?
もっと前に別のコラムで読んだことですが、同じように2000年生まれの女子の名前を集計したところ、上位100位までの中に「子」がつく名前は3つしかなかったそうです。皇室の慶事によって、2002年生まれの女子の名前にはきっと「敬」「愛」の2字が増えるでしょうが、「敬子」「愛子」が上位10位に入ることは、たぶんないでしょう。
男子の名前……には興味がなかったのでメモを取ってきませんでした。
(1月9日アップ)

1月5日(土)
どうも冬コミの疲れが、今頃になって出てきたのでしょうか、仕事が本格始動する前の最後の休みだというのに午後まで寝てしまうし、起きてからも今一つ調子が出ません。制作したいCGは何点もありますが、今日はまず更新が遅れている日記を更新し、次に冬コミで買ってきた同人グッズを整理することにします。
昨夜のチャットで、2000年の冬コミで買ったサークルてけりりの「同級生2」カレンダーを、今度の冬コミでも買おうと思ったが売っていなかった、と言ったら、居合わせた方が、サークルてけりりは今年もカレンダーを作って冬コミで販売するとウェブサイトで告知していた、と言ったので、今日になってからウェブサイトで通販のやり方を調べて、なるべく早いうちに申し込むことにします。今や同級生2グッズを制作・販売している稀有なサークルが出しているカレンダーで、昨年春に両親が査察に来た時も部屋に掛けたままにしてあったカレンダーですが、サイトでの告知を見ると今回も友美は描かれていないようです。やっぱり今の日本に、私以外に友美を描く人はいないのでしょうか。それならいっそ、誰にも売らず無料頒布もしない、友美オンリーのカレンダーを自分で作ってしまおうか、と思わないでもなかったりして……。
冬コミで買いそびれた委託販売同人誌も、通販できるか発行元に問い合わせてみたいと思います。

今夜のチャットで、冬コミの時にアレンジCDを買ったねぴあ軍団の話題が出ました。今はもっぱらKey系のアレンジCDを出している有力な音楽サークルですが、冬コミの時に「同級生2メドレー」を出していたので、もしかすると「えるふりんくくらぶ」に登録されているかもしれないと思って見に行くと、音楽系サークルとして登録されていました。
それで ねぴあ軍団の、冬コミの次の参加予定イベントが、今日と明日新潟市で開かれたガタケット62。こういうイベントがあると知っていれば、冬コミ以後も体力・軍資金の温存と生活リズムの維持に心がけたものを。

チャットではまた別の話題として、まだホームページを持っていないお知り合いの方に、他の方がホームページ開設を勧めるということがありました。気の早いことにサイト名をどうするかまで話題になって、文章を得意としている方なので「○○○文庫」はどうだろう、他にも公開してほしいコンテンツがあるから「○○○堂」「○○○館」は、などと話していましたが、そうやって候補に挙がったサイト名をgoogleで検索してみたところ、「文庫」はいいが「堂」「館」はすでにそういう名前のサイトがあることがわかりました。
個人が趣味で開設する非営利のウェブサイトに、不正競争防止法が適用されるとも思えませんが、匿名性ゆえに「本人であること」の証明が困難なネットでは、新たにサイトを開くのに既存のサイトと「サイト名も管理者のハンドルネームも全く同じ」というのは避けたほうがいいでしょう。
などというなら「Gallery800」はどうであるかと検索してみると、海外に「800x600ピクセルの画像を公開しているページ」らしいのがありました。知っている限りでは、同じハンドルネームの人をネット上で見かけたことはありません。
(1月9日アップ)

1月4日(金)
私の職場は今日が仕事始めです。でも今日出勤して明日明後日はまた休みなので、年休を取って12月29日から1月6日まで9連休にしてしまっていた人も少なくなかったようです。そんな日に律儀に出勤しようとすれば、朝から雪が降っています。
仕事始めの日ぐらいは残業なしで帰れたので、ずっと更新が止まっていたウェブ日記の更新に取りかかります。そして夜が更けると日記の更新は適当なところで中断して(12月29日の分しか更新できませんでしたが)チャットに行きます。
チャットが散会になってから、ふと、冬コミの会場でお会いした方のサイトに挨拶回りをしていなかったことを思い出したので、かなり遅い時間でしたが巡回して挨拶書き込みをしておきました。
(1月8日アップ)

1月3日(木)
チャットが散会になってから、今し方いただいたばかりの物を公開するための作業に取りかかろうと思いましたが、いくらも経たずパソコンに向かったまま午前3時頃に寝てしまい、起きると9時半でした。
昨日の朝帰宅した時から気がついていましたが、年賀メールだけでなく、紙の年賀状も届いていました、それも私が年末に出さなかった人から。ネットでは年賀メールを出したりいただいたCGをせっせと公開したりしているのに、こっちの方面で義理を欠いていていい訳でもないので、余った年賀葉書に返事を書いて、投函しに行くついでに近所の神社で初詣をしてきました。
それからサイトの更新に取りかかりましたが、そこつやさんが制作されたムービーが、アップされているHTMLファイルのタグのままだと、InternetExplorerでは自動的に再生されますが、Netscape Navigatorでは自動的に再生されないどころかムービーそのものが全く見えないことがわかりました。
一応当サイトはNetscape Navigatorユーザーを閉め出さない方針で行くつもりなので、どうすればNetscape Navigatorでムービーが見られるようになるか、ダウンロードしてきたソースに書いてあるJavaScriptをあれこれといじってみました。断っておきますが私の手許にはJavaScriptの本もなければ勉強したこともなく、JavaScriptに対応したホームページ作成ソフトもありません。それでもどうにか、静止画像(これはWindowsMediaPlayerで再生させたムービーの最後のコマをPrintScreenで取り込んだものです)を表示させ、それをクリックするとWindowsMediaPlayerが起動してムービーを再生するようなスクリプトを組みました。ただしこれはあくまで私のマシン環境でNetscape Navigatorを使ってページを見た場合にそのように動作するというだけで、MPEG形式のムービーを再生するのに別のソフトを設定してある場合や、そもそもブラウザでJavaScriptを無効にしてある場合にムービーが再生できるかどうかは、全く保証できません。
午前0時頃に更新を終えて、今夜もチャットルームに行ってみましたが、明日は仕事がある人が多いのか、どこも人少なでした。なかんずく、最近は平日の夜でも賑わっていると聞いていた「麗子となりぽしの部屋」のチャットルームが、このところホストのなりぽしさんがずっと不在のため、昨夜も人少なでした。その真相がわかったのはもっと後になってからです。
(1月8日アップ)

1月2日(水)
いやはや、年明け早々日記の更新が滞っています。言い訳無用、さっさと更新します。
夜行バスで帰ってくると、街には雪が積もっています。今私が住んでいる辺りは、昨年3月まで住んでいた所に比べると新潟県内でも雪が少なくて、暮れには雪がほとんど積もっていなかったほどでしたが、1月1日から冬型の気圧配置が強まって、まとまった雪が降ったようでした。
帰宅してすぐメールチェックすると、31日の深夜に私から年賀メールを出した時にもう気がついていましたが、あちこちから年賀メールが届いています。昨今ウイルスメールが蔓延する中、年賀CGをメールの添付ファイルとして配布することを避けようと考えておられる方が多いようで、CGのURLだけが書いてあるメールが昨年よりもずっと増えました。
これらの年賀CGの公開が新年最初の更新になりますが、例によってコメントを考えるのに時間がかかることがわかりきっているので、差し当たってはお知り合いの方のサイトへ年頭の挨拶回りに行きます。午前7時頃から始めて10時まで。
それから、新年気分でのんびりと──と言いたいところですが、外は降りしきる雪、部屋全体を暖める暖房器具がないため、昼間だというのに部屋の中でも吐く息が白いほどで、手がかじかんで作業速度が落ちるというのが真相に近いです──いただいたCGの公開準備を進め、夜になってからメールチェックすると、また年賀メールが届いています。もちろんすぐに公開のための作業に取りかかり、Macユーザーの方から贈られてきた年賀CGに対しては、昔職場でMacを使っていた頃に聞いたことを思い出してWindowsで扱えるように処置しました。
(贈られてきたメールには attachfile という、拡張子のない大小2つのファイルが添付されていました。それをOutlookExpressでディスクに保存すると、dat という拡張子が自動的に付加されます。
Windowsと違ってMacには「拡張子」という概念がなく、ファイルのデータそのものはデータフォーク、ファイルの種類とそれを開くためのアプリケーションに関する情報はリソースフォークという2つのファイルになります。そのことが記憶にあったので、大きいファイルがデータフォーク、小さいファイルがリソースフォークであろうと判断し、大きいファイルだけをディスクに保存します。拡張子が dat のままではWindowsのアプリケーションでは開けませんが、Windowsとの互換性がある画像フォーマット形式だとするとJPEGかGIFのどちらかだろうと見当をつけて、拡張子を jpg に変えてみると、画像加工ツールで開くことができました)
夜11時過ぎに更新を終えて、初チャットに出かけましたが、チャット中にふとメールチェックをすると、またまた年賀メールが届いています。チャットをしながらサイトの更新、それもコメントを考えたり画像を縮小したりといった作業をともなう更新は、パソコンだけでなく私の頭のリソースも不足して動作が不安定になる恐れがありますから、この日の深夜に着信したメールでいただいた物の公開は、3日付の更新に持ち越します。
(1月8日アップ)

2002年1月1日(火)
新年明けましておめでとうございます。
……と打鍵しているのは仕事始めも済んだ1月5日だということはひとまず置いておきます。
実は上の2行は、ちょうど1年前の2001年1月1日の分の日記の、冒頭の2行です。今年もまた、正月三が日のうちに1月1日の分の日記をアップすることができませんでした。
実家のパソコンのネット接続環境はフレッツどころかテレホーダイですらないので、夜中に年賀メールを打つのにも極力短時間の接続で終わらせるように気を遣うくらいですから、まして昼日中からネットサーフなどできません。そうなると古いアルバムを眺めるくらいしかすることがありません。
我が家では、今住んでいる場所に家を建てて両親と父方の祖父母が同居を始めてから30年以上、毎年元日に家族揃って写真を撮る習慣を続けてきました。最初の正月は6人、その年に妹が生まれて7人になり、それが20年以上も続いてきましたが、1993年に祖父が入院したので94年の正月は6人になり、その年に祖父は亡くなりました。それから1998年まで6人が続き、98年に祖母が亡くなったので99年には5人になり、2000年に結婚した妹は元日は義弟の実家へ行くことにしているので、2001年の元日には4人になりました。ここまで減ってきたのが今後増えるとすれば兄か私が結婚するくらいですが、兄は脱サラしたので結婚の当ては激減。あとは私ですが…………
ま、それは考えないことにしておきましょう。(いいのかそれで?)

夕飯を実家で食べるのも親孝行の一つと思うことにして、夜が更けてから実家を後にして夜行高速バスで新潟へ帰ります。新幹線より高速バスの方が安いし、新幹線の往復特別割引切符は年末年始には使えないから、というのも、年齢を考えずに往復とも夜行バスにした理由のうちです。
(1月5日アップ)

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