『今日のお昼は♪』 | |||
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『ToHeart』より「神岸ひかり」「神岸あかり」です。 | |||
「ToHeart」のヒロインの誕生日に合わせた連作の第7作です。 今回の主役は、ゲーム本編が始まる少し前の2月20日が誕生日に設定されている神岸あかりです。 第5作に描いた来栖川芹香と宮内レミィ、第6作に描いた松原葵と来栖川綾香の場合と違って、今回は あかりに誕生日が接近しているヒロインがいませんから、最低限で済ますとしたら あかり一人だけを描くことになります。 あるいはもう一人誰かを描くとしたら、ゲームの主人公でありながら過去6枚の連作に一度も登場していない藤田浩之をそろそろ描いてやるのもいいでしょう。主人公と幼馴染のメインヒロインの組み合わせなら、絵になるシチュエーションはいくらでも思いつきますし。 しかし、前作のコメントの繰り返しになりますが、この連作ではメインキャラと関わりの深い女性サブキャラをなるべく網羅することも重要な方針としてきましたから、ここで あかりと一緒に描くのは、PlayStation版に立ち絵が1枚だけある、あかりの母 ひかりになります。 神岸ひかりという名前は、第1作に描いた森本美紀や他のサブキャラと同様、PlayStation版の発売当初は設定されていず、もう少し後になって別のメディアで設定された名前らしいですが、メインヒロインの母という、二次創作に登場しやすい立場にいることが幸いしてか、わりと広く認知されている名前のようです。
ゲーム本編では あかりは、多くの学園物のメインヒロインがそう設定されているように、料理が得意で、毎日手作りの弁当を持って登校しています。そこで私もその設定を利用して、あかりが朝飯の前に弁当を詰めている場面を描きました。 背後では朝飯を作り終えた ひかりが、配膳を始めようとしているところです。一家の朝飯を作るのは多分ひかりの仕事になっているでしょうが、あかりもおかずの一品を作るくらいの手伝いはしていることでしょう。 あかりが詰めている弁当が、自分が食べるためのものか、昼飯は売店の調理パンばかり食べている同級生の男子生徒に食べさせてやるためのものか、そのあたりはご想像にお任せします。 (2005.3.16)
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