2003年3月前半の日記
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3月13日(木)〜16日(日)
今Keyとして名を馳せているあのグループが制作したゲームは、まず「Kanon」はずっと前にコンプリートして、私としてもそこそこに高く評価しています。それに続いて手を着けた「ONE」は世界観が理解できず、主人公に感情移入できなかったためもあって、シナリオの核心に迫る前に事実上棚上げとなりました。
そして12日に「MOON.」を一気にコンプリートしたので、残るのは「AIR」になります。これもパソコン版とDreamCast版をずいぶん前から積んでいたゲームで、昨年9月にDreamCast版のプレイを始めたものの、その直後にサイトを移転したり何やかやとあったために、3部構成(DREAM編、SUMMER編、AIR編)の第1部であるDREAM編の、それも神尾観鈴と霧島佳乃のシナリオを終えた段階で、プレイが中断したままになっていたものです。
再開にあたっては前と同じように、Hシーンを見るよりもボイスを聞いてみたいのでDreamCast版をプレイすることにしました。もしHシーンを見てみたいと思うことがあったら、パソコン版を起動するかもしれませんが、実のところ、ネットでSusieのプラグインを見つけてしまったので、パソコン版のCGはゲームをプレイしなくても見るだけならできてしまうのです。
──結果的にこの判断は正しかったのかどうか。AIR編の予想を超えた長さのため、とうとうAIR編の途中からはDreamCast版でボイスを聞くのを止め、パソコン版を起動して、DREAM編とSUMMER編をテキストを飛ばしまくった後、DreamCast版を中断したところから引き継いでプレイしましたが、それでもAIR編を終えるのには16日までかかってしまいました。この週末、どこのチャットルームにも姿を見せなかったのは、そのせいです。
(3月23日アップ)

3月12日(水)
日記の更新が10日ほど間が空くことは、今までにも全くなかったわけではないのに、なぜか、最後に日記を更新してから今日まで、過去にこう更新の間が空いた時に比べて、ずいぶん長い間が空いたような気がします。年度末のこととて毎日いろいろな事があって、そのせいで一日がとても長く感じられることが多かったからでしょうか。
番外日記という形で、前にプレイしたゲームの感想を打鍵するのは、それに費やす時間がもったいないし、今さらという気がするので、12日からはまた、積んでいるゲームの消化に取りかかりました。
まず一番手は「MOON.」。一時代を画した名作と世上では言われている「ONE」の先行作としてTacticsから発売されたゲームで、私もずいぶん前からそのタイトルは耳にしていて、買い込んだまま久しく積んでありましたが、一時期耽溺しかかった「葉鍵板最萌トーナメント」にキャラクターがノミネートされていたことから興味を新たにしたゲームです。手元にある攻略本を見ると、攻略法が1ページで収まっているくらいなので、ボリューム的に大したことはなさそうだし、手始めにやるにはちょうどいいかと思ったのでした。
私が持っているのは、1997年11月に発売された最初の版ではなくて、1998年8月に発売されたリニューアル版(「MOON.RENEWAL」)の、そのまた廉価版として別の会社から2000年に「Memorial Selection もういちど君に逢いたい」シリーズの一つとして発売されたものです。Tacticsの一部門としてのNEXTONブランドからは、2002年になって「MOON.DVD 〜 Final Version 〜」(2002年7月発売)と「MOON.CD 〜 Limited Edition 〜」(2002年9月発売)が相次いで発売されていて、新旧いろいろなバージョンが入り乱れていますが、攻略法そのものは変わっていないものと思います。
攻略本と首っ引きでプレイを進め、一晩でコンプリートしました。ボリュームが少なそうだという予想通り、シナリオはキャラによって分岐するということはなくて、ほぼ一本道でした。
(3月23日アップ)

3月8日(土)〜11日(火)
まだ寒い日が続いています。9日の夜、こたつ以外の暖房器具のない部屋で、あまりの寒さになかなか寝付けなかったのですが、10日の朝になってみると雪が積もっていました。

週末のチャットでは、お知り合いの人にいろいろなゲーム(最新作からちょっと古い作品まで)のプレイを勧められることも多いのですが、少し前にプレイしたゲームの感想をアップするのを当面の優先事項とします。ゲームの感想については、プレイする都度日記で公開するだけでなく、5号館に新しいコーナーを作って、もっとまとめた形で公開したいものです(現状では私自身、例えば「月姫」の感想はいつアップしたか思い出せなくなるくらいですから)。その際には、今まで日記でやってきたように個々のシナリオについての感想をとりとめもなく記すだけでなく、よくあるゲームレビューのようにゲーム全体としての評価をある程度定量化してまとめてみようと思います。アトラク=ナクアの感想はここです。
(3月11日アップ)

3月2日(日)〜7日(金)
3月上旬というと、南国ではもう春の訪れが実感されるでしょうか。新潟県はまだまだ冬の気配が濃厚で、5日の朝にはうっすらとですが新雪が積もっていました。
3月3日は桃の節句だったでしょうか。しかし節句は旧暦でないと実態に合わないということを、最もはっきりと感じるのが桃の節句です。

先週号(2月27日)の内閣メールマガジンに載った、石破防衛庁長官の「民主主義を守るために」は、閣僚の寄稿には珍しく「満足」という感想が多かったようです。要するに有事法制を早急に整備する必要性を説いているのですが、載せられた感想を見るとほとんどが「全く同感」「整備を急いでほしい」といった感想でした。ま、そういう感想を選んで載せただけだ、っていう邪推をするのは読者の勝手です。
有事法制の議論をすることが軍国主義につながる、などという一部野党の主張は、私には全く理解できません。この主張は、日常生活に置き換えてみると、「家の戸締まりについて家族で話し合うことは家族が他所へ空き巣に入ることにつながる」または「家の戸締まりについて家族で話し合うと泥棒が入る」というのに等しいです。正気の沙汰とは思えません。いったいそういった政党の本部や、政党に所属する議員の事務所には、錠を下ろしていないのでしょうか。

今さらという気もしますが、少し前にプレイしたゲーム3本「青空(松倉明日菜と八車文乃)」「アトラク=ナクア」「ONE(七瀬留美)の感想など、ぼちぼちとアップすることにします。そうするまでにこんなに日数がかかってしまったのは、青空の攻略法を探していて見つけたファンサイトの一つにSSがたくさんあって、二晩ほど読み耽ってしまったからでもあります。
(3月7日アップ)

3月1日(土)
長い間インターネットをやっていると、ブラウザに登録されたブックマーク、InternetExplorerで言えば「お気に入り」に登録されたURLへのショートカットが相当な数に上っていて、「このブックマークは、いつ見に行った、どんなサイトのブックマークだったんだろう」ということが、パソコンを使っている本人にもわからなくなってくる、ということはよくあると思います。
それで昨夜はチャットルームも人少なだったこともあって、リンクページのメンテナンスを兼ねて、ネットを始めてから約4年間に溜まったブックマークを一通り当たってみることにしました。
すると、出てくる出てくる、HTTP 404「ページが見つかりません」。自分一人のブックマークなら、ブックマークによって差のある残念さとともに(中にはどんなページだったか、なぜそれをブックマークしたのかを思い出せない、従って残念に思うこともないブックマークもあります)削除していくだけですが、自サイトのリンクページにそれを見つけると、これは残念がっているだけではなく、リンクページを直しておかなければ、ということになります。
HTTP 404 でなくても、トップページだけ残っていて「閉鎖します」「閉鎖しました」がいくつも出てきます。あるいはトップページは残っていても、私がそのサイトをブックマークした時に「お気に入り」だったコンテンツ──端的に言えば「同級生」シリーズの二次創作、それがいつの間にかそっくり消えていることもあります。
特にショックだったのは、私がゲームの二次創作というこの世界に足を踏み入れるきっかけとなったサイトである古参サイト「同級生FanPage」に最後まで残っていたコンテンツだった「同級生大百科」が、あたかも更新再開された「えるふりんくくらぶ」で「えるりん用語辞典」企画が始まったのを見届けたかのように、跡形もなく消えていたことでした。
その他にも「HAZUKI☆HAZUKI」「ゲーマーズターミナル」が閉鎖されていましたが、HAZUKI☆HAZUKI はリニューアルを前提にした一時閉鎖のようなので、リンクは外しますがリンクページには残しておくことにしました。
しかし「リニューアル」ほど、従来そこのコンテンツが気に入っていた巡回者にとって、裏切られることの多い言葉はないんですよね、実際。

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