2003年7月後半の日記
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7月31日(木)
仕事を早めに切り上げて帰ってくると、しばらくして宅配便業者が来て、梱包された3号機を引き取っていきました。ハードディスクを完全フォーマットしてWindowsとアプリケーションを再インストールした直後の状態で、不良クラスタが何十MBもあるというのはどう考えても尋常ではないので、ハードディスクが相当破損しているらしいとソフマップのサポートには伝えてありますが、そこでソフマップからハードディスクの製造元へ送って修理を依頼するのであれば、3号機が私の許へ戻ってくるのは何週間も先のことになるでしょうし、修理などせずに同型式のハードディスクに交換するのであれば、1週間くらいで戻ってくるかもしれません。
今夜から明日にかけては天気が良さそうなので、明日の夕方は出かける用事があることでもあり、今日のうちに洗濯を済ませておきました。それを済ませてからの夜は、昨晩と同じくCGの制作です。
(8月3日アップ)

7月30日(水)
いつ梅雨が明けるのかわからないような雨模様の天気が、今日も続いています。明けない夜はないと言いますが、明けない梅雨がないとは──言い切れるのでしょうか。北日本に梅雨明け宣言が出ないまま秋霖の季節になってしまった年が、私が覚えている範囲でも何度かあったような気がします。
地上の天気がどうであろうと星辰の歩みに従って日付は過ぎてゆき、暑くなくても(6月に比べれば暑くなってきましたが)暑中見舞の季節なので、夜は暑中見舞CGの制作に没頭します。快適に作業ができるはずだった3号機は、買って2ヶ月に満たずに修理に出すことになってしまいましたが、3号機は修理に出すと決めて2号機でCG制作に専念している今の状態の方が、3号機がいつ停まるかわからないという現実から故意に目を逸らすようにして3号機を使っていた数日前の状態よりも、たとえPSDファイルの読み込みに時間がかかっても、精神的には落ち着いていると思えるようになってきました。
(8月3日アップ)

7月29日(火)
ウェブ日記なんかの更新よりも暑中見舞CGの制作を優先したいのに、3号機の調子は依然として悪いままです。
28日の夜、日記を更新してからハードディスクのバックアップを取ろうとすると、ハードディスクへのアクセスが止まらなくなり、強制的にシャットダウンすると今度は再起動しなくなりました。21日と同じようにハードディスクの完全フォーマットから再インストールとなると、今夜中には終わらない作業になりますが、修復コンソールが使えるだろうかとWindowsXPのCD-ROMを入れたりいろいろ試しているうちに、27日にインストールしたGoBackが起動して、どうにかWindowsが再起動→終了するようになりました。

ところが今日、仕事から帰ってきて3号機の電源を入れると、Windowsの起動後いつまで経ってもハードディスクへのアクセスが止まらず、アプリケーションの起動もWindowsの終了もできません。そこでリセットボタンを押すと、またいろいろなエラーメッセージが出てWindowsが起動しなくなりました。
事ここに至っては、3号機のハードディスクが使用に堪えなくなっていると判断せざるを得ず、ソフマップのサポートに電話して、3号機を修理に出すことにしました。引き取りに来るのは31日の午後6〜9時ということになったので、今夜はまず3号機を梱包します。
次に、3号機が稼働し始めてから後に制作したCGや受信したメール、更新したホームページなどを、昨夜の段階でバックアップしてあったMOディスクから2号機に移します。それから、3号機を修理に出すのが31日となると戻ってくるのはどんなに早くてもお盆明けになるでしょう、それまでの間、27日に制作に着手した暑中見舞CGの作業を中断していては、暑中見舞どころではなくなってしまいますから、2号機でCG制作作業を円滑に行えるように、スキャナ・タブレット・プリンタの製造元のサイトへ行って、ドライバをダウンロードしてきて更新しました(スキャナは5月まで2号機につないでいたのとは違う機種ですから、当然それ用のドライバをインストールする必要があります)。
こういった作業が終わると、もうかなり遅い時間になっていましたが、CGの制作はウェブ日記の打鍵と同じで、何日も中断していると次第に「やる気」が薄れていってしまうものなので、そんなことのためにウェブ日記はともかく暑中見舞CGがハードディスクの肥やしになってしまっては取り返しがつきませんから、明日の勤務に差し支えない程度に夜更かしして、CGの制作を進めていきます。
(8月3日アップ)

7月28日(月)
今日も昨日に続いて晴天です。でしたが、どうも梅雨明けはまだ少し先のようです。
5月になっても部屋の中でダッフルコートを着ていることがあるくらい、冬物を着ている季節が長い私ですが、さすがに7月になって冬物を着ることもないと思ったので、6月頃に冬物をクリーニングに出した時に出しそびれていた冬物をクリーニングに出すことにしました。
私がいつも利用している近所のクリーニング屋では、誕生日に出すとクリーニング代が半額というサービスをやっています。今日定時に仕事から帰ってきてから、誕生日である明日出しに行こうと思って、その前に念のためにと天気予報を見ると、これが今日はこんなに晴れているというのに明日は曇りのち一時雨の予報です。
明日残業があるかどうかはわかりませんが、衣類を自転車に積んでいる時に雨に降られては面白くないので、今日のうちに出しに行くことにしました。店で「明日が誕生日だけれど明日来られるかどうかわからないから」と言ったら、誕生日の前日と翌日くらいはサービスが適用になるようで、クリーニング代は半額になりました。
天気図を見ても梅雨前線らしい物は見あたりませんが、週間予報では今週後半はまた天気が悪くなりそうです。

クリーニング屋へ行って、夕飯を作って弁当を詰めて、こういった雑事を済ませた後の夜は、心おきなくCGの制作に専念できるように日記の更新を先に済ませることにしましたが、3日分の日記の更新が終わったのは午前0時です。何か1つネタを書くたびにいろいろと話を広げたり、そのためにGoogleで検索したりするのは、ほどほどにしておいた方がいいようです。自由時間は無限ではないのですから。

7月27日(日)
昨日は午前中から外出して、まず図書館で新聞を読んで、それからアニメイト新潟店へ夏コミの冊子体カタログを買いに行き、帰ってから本格的に暑中見舞CGの制作に着手しましたが、昨夜12時頃にはまだ紙に原画を描いている段階だったこともあり、土曜の夜なので行きつけのチャットルームへ行きました。右手は色鉛筆とマウスを持ち替えながらキーボードも叩くというマルチタスク状態で夜を過ごしていましたが、もうすぐチャットも散会になろうかという頃、またもや3号機の調子がおかしくなりました。
アプリケーションが正常に終了しないのでリセットボタンを押して再起動すると、今度は起動中にハードディスクのリードエラーというメッセージが出て停まります。またWindowsの再インストールをしなければならないかと危ぶみましたが、3号機の電源を切り、2号機にインストールしてあるNorton Utilitiesのツールの1つを使って起動用フロッピーディスクセットを作りながら3号機の電源を入れてみると、今度は何事もなく起動して、今のところ(28日午後11時現在)正常に稼働しています。
どうも気になるのは、3号機にWindowsを再インストールした後でNorton Disk Doctorをかけてみたところ、既に3号機のハードディスクにはかなりの不良クラスタが発生しているらしいことです。前回Windowsの起動に必要なファイルが見つからなかったり、今回ハードディスクのリードエラーが出たりするのが、ハードディスクの不良クラスタが原因だとすれば(その可能性は非常に大きいです)、近いうちにもっと信頼のおけるメーカーのハードディスクに積み替えるか、当座の処置としてはDisk DoctorなりScandiskなりで不良クラスタをしっかりマークしておくことを考えるのですが、どういうわけかDisk Doctorでハードディスクの表面テストをやらせるとアプリケーションがフリーズしてしまうし、今日初めて気がついたのですがWindowsXPにはScandiskがないようです。WindowsXPのOSとしての安定性と、ハードディスクの物理的な堅牢さには関係がないのに、どうしてハードディスクの物理的エラーに対処するためのツールが用意されていないのか解せません。
それで今日は暑中見舞CGの制作に取りかかる前に、いくらかでも気休めになればと思って、Norton SystemWorksに同梱されてきたGoBackというシステム復元ソフトをインストールしてみることにしました。
実はこのソフトは、ずっと前に2号機にインストールしてみた時に変な事態になったことがあって、それ以来SystemWorksのバージョンアップのたびに同梱されてくるのを、2号機には一度もインストールしないままになっていたのですが、お知り合いの人の中に、ハードディスクが非常にまずい事態に遭遇したがGoBackで救われたと言っていた人がいるので、SystemWorksの値段の中に入っているのだし、こまめにハードディスクのバックアップを取るのに加えて、役に立ちそうなものなら使ってみることにします。

外は梅雨明けを思わせる見事な快晴だというのに、冷房のない部屋に終日閉じ籠ったまま、CGの制作に専念しています。上に書いたようなことがあったために昨夜から今朝にかけては全然寝ていず、そのために次第に作業能率が落ちてきたので、今日は早く寝ることにしようと思いましたが(平日よりも休日の方が平均睡眠時間が短いというのも、我ながらインターネットへの惑溺ぶりを突きつけられるようですが)、寝る前にメールチェックすると、またもや暑中見舞CGが、昨夜チャットで話し込んだばかりの神楽 零さんから贈られてきていたので、最低限の更新として、頂いたCGをできるだけ手早く公開することにしました。日記の更新は明日以降にします。
(7月28日アップ)

7月26日(土)
5月26日に宮城県沖でかなり大きな地震があったのはまだ記憶に新しいというのに、それからちょうど2ヶ月経った7月26日には、宮城県北部のほとんど同じ場所を震源地とする地震が1日のうちに3回も発生しました。
1回目は午前0時13分、感覚的には25日の夜と言えるでしょうか。マグニチュード5.5、2ヶ所の観測地点で震度6弱を観測。2回目は午前7時13分、M6.2で、3ヶ所で震度6強を観測しています。そして3回目は午後4時56分、M5.3、1ヶ所で震度6弱を観測。気象庁の観測地点で1日に震度6を3回観測したのは初めてのことだそうです。観測結果から、2回目が最大の地震(本震)で、1回目が大きい前震、3回目が余震のうち最大のもの(小さい余震は何百回も起こっているようです)とされていますが、最初の地震があった後「これが最大の地震で、今後は大きい余震はほとんど起こらない」というような意味の発表(正しい文面は「24時間以内にM5.0以上の余震が発生する確率は10%未満」)をした気象庁は、2回目の地震で大いに面目を失ったことでしょう。地震予知の難しさを改めて見せつける形になりました。
さてそんなことになると、これまでの3回の地震が前震と表現されるような、もっと大きな地震がすぐに発生する可能性もある──と考えて不安になる人がいるかもしれませんが、門外漢がウェブ日記で流言蜚語を煽るようなことは、しないに越したことはありません。
M7.0だった5月の地震に比べると地震の規模は小さく、震源の浅い直下型地震だったため、震源地付近での揺れは大きかったようですが、震源地から遠く離れた新潟県では揺れは小さく、私は1回目の地震の時にはパソコンに向かっていたはずですが、揺れた記憶はありませんし、2回目の時には熟睡中で、もちろん揺れで目を覚ますことなどありませんでした。
この3回の地震では、建物の倒壊や土砂崩れが発生し、数百人の負傷者が出ているそうです。この日本列島にあっては、人身被害が出るM5程度の直下型地震はいつどこで起こってもおかしくない、というくらいの心構えを持っていなければいけないらしいです。
新潟県で起こった地震というと1964年(昭和39年)の新潟地震(M7.5、死者26人)が全国的に有名ですが、今ちょっと検索してみたところ、1961年(昭和36年)に長岡市でM5.2の直下型地震があり、犠牲者5人を出していたようです。両親はその頃長岡に住んでいたはずですから、機会があったらその時のことを聞いてみたいものです。
最近でも2001年(平成13年)1月2日と4日に中越地方の内陸部で、震度4から5弱を観測する地震が相次いで発生したことがあり、その日のウェブ日記に何も書いてないことからすると、その頃私が住んでいたあたりではほとんど揺れなかったのかもしれませんが、職場では話題になっていたような気がします。
26日の夜、関西地方にお住まいの方から、安否を尋ねるメールを頂きました。新潟県ではほとんど揺れを感じることもなかったことを思い出すと、心遣いには感謝しますが、同時に「関西から見れば新潟県も東北地方も一緒なのか」なんて思ってしまいます。
(7月28日アップ)

7月25日(金)
昨日の日記は久しぶりにリミッターを解除するような日記になりましたが、打鍵中から「こんな事をウェブに公開していいのかな」という意識が頭の片隅にありました。それでも公開に踏み切ったのは、かねてから事ある毎に抱いていた、マスコミや日本の法制度に対する黙し難い思いが、メールマガジンを見て一気に噴出したからでしょう。ここ数日、梅雨寒のためか夏風邪気味で体調が悪く、何か鬱屈した気分になっていたのが、それを助長したのかもしれません。
そういったわけで、この週末は暑中見舞CGの制作に専念するつもりでしたが、果たして目論見通りに行くでしょうか。体調が悪いなら早く寝るに限るのに、午前1時を過ぎてまだ日記を打鍵している有様です。

7月23日(水)〜24日(木)
[数字でみる日本]
● 12.0%
12.0%とは、小泉内閣メールマガジン第103号に寄せられた読者の感想http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html 第103号の感想は7月30日まで公開)のうち、小泉首相が「らいおんはーと」で述べた12歳の未成年者による殺人事件に対して、その原因がテレビ・ビデオ・ゲーム等にあると決めつけた感想の割合です(75件中9件)。メールマガジンの読者という母集団は、パソコンなり携帯電話なりを使ってメールマガジンを読んでいるはずですから、テレビの中に人が入っていると信じて疑わない日本人全体の平均よりはビデオやゲームといった物に理解があると思いたかったものですが、やはりこんなものでしょう。
しかしマスコミにとっては残念至極なことに、この事件の犯人はどうもその手のビデオやゲームに惑溺してはいなかったらしいです。一番近そうなのが、小学校高学年の頃ゲームソフト店に入り浸っていた、ということですが、「無料コーナーで野球やサッカーのゲームに熱中」していたというのでは、それが殺人の動機になったと牽強付会するのは日本のマスコミには無理でしょう。先週末に読んだ新聞では、犯人が小学生の頃にあんな事があったこんな事があったと原因をあげつらおうとしていたような気がしますが、私が思うに、小学生の頃にそういうことを経験したせいで中学1年で殺人犯になる人間の比率なんて、子供の頃に政治家になることを志して生きているうちに首相になる人間の比率とどっちが高いか、というくらいのものではないでしょうか。
例えば。私だって小学校高学年から中学1年の頃、いじめに遭いました。でも法が裁けない「14歳未満の殺人者」にはなりませんでした。特に問題も起こさずに中学を卒業し、高校を卒業し、多少足踏みしましたが大学を卒業し、世間一般から見てまともな職業に就き、多少度の強いゲームオタクであることを除けばごく普通の小市民として、もうすぐ34歳の誕生日を迎えるまで、結婚の当てはないものの、それなりに普通に生きてきました。運転免許の更新以外で警察の厄介になったのは、交通事故の被害者になったとか自転車を盗まれたくらいです。
「(犯人の刑事責任を問えないのなら)犯人の親は打ち首にすべきだ」と発言した閣僚がいたことに対して、野党は大喜びで更迭を求めているでしょうし、マスコミもその発言を批判することで良識派を気取っていると思うのですが、読者の感想ではその発言に賛成という感想が目につきました。12歳の子供であれば、親は製造物責任法に基づいて民法上の親権者として、何の責任もない、とは言えないだろうからです。
こういう事件があると必ず、希代の悪法少年法を改正して、厳罰化と可罰年齢の引き下げをすべきだ、という主張が出てきます。それは私も全く同感です。首相が題したように「命の尊さ」を言うのなら、その何よりも尊い他人の命を害した人間は、生物的年齢にかかわらず、そして精神的能力にかかわらず、自らの命を剥奪されるべきだと信じるからです。そうでなかったら被害者は、野獣や 他人の飼っている獣に殺された人よりも浮かばれません。日本で野獣や 人が飼っている獣が人を殺したら、その獣はほぼ間違いなく殺されるでしょう?
それにしてもよくわからないのは、今回の事件、12歳の男子中学生が4歳の男児を裸にして何かしようとしたら男児が泣き出したので殺害したというのがその顛末で、犯人は以前にも似たような性的事件を起こしていたそうですが、いったい何をしようとしたのか、私が12歳だった頃のことを思い出しても全く見当がつきません。いったい今の子供の心には何が棲み着いているのか……とこんな場所に書くのは、私が年寄りに近づいた証拠でしょうか。被害者が4歳の女児だというのなら、まだ全くわからないでもない気がするのですが……。でも、もし被害者が女児だったら、これこそマスコミと児童ポルノ法改正論者にとっては千載一遇の奇貨、そしてゲームソフト業界には大氷河時代の襲来となるでしょう。
(7月25日アップ)

7月22日(火)
最後の一日が予定外の一日になった3連休も終わって、今日からはまたいつも通りの仕事の日々です。今日は一日晴れていましたが、昨日は断続的に雨が降っていたようでしたし、天気予報によれば新潟県地方は今週後半はまた雨模様のようで、まだ梅雨明けには早いようです。
そんな時季ですが、いつも懇意にしていただいているなりぽしさんから暑中見舞CGを頂きました。今夜の更新では、頂いたCGの公開をまず行うことにします。

7月21日(月)
昨夜は、午前0時過ぎという休日前夜とはとても思えないほど早い時間にチャットが散会になったこともあって、今日に備えて早く寝るはずだったのですが、チャットの後でウェブ日記を更新したあたりで、パソコンの調子がおかしくなりました。
テキストエディタで編集していたファイルを保存してエディタを終了しようとすると、ハードディスクのアクセスランプが点灯したままです。悪い予感がするので他のアプリケーションを終了しようとしても、正常にタスクを終了させる操作つまりCtrl+Alt+Delキーを押しても、エクスプローラなどのアプリケーションが終了しません。Windows98を搭載している2号機なら電源スイッチを何秒間か押し続ける場面ですが、WindowsXPならどうすればいいのかわからないまま、3号機の筐体前面に電源スイッチと並んでついているリセットボタンとおぼしきボタンを押すと、シャットダウンしたWindowsが今度は起動しません。あれこれやっているうちに、黒い画面に白い文字でメッセージが出て、Windowsの起動に必要なファイルが見つからないので、rキーを押して修復(repair)モードに入ってくれ、というようなことを言ってきました。
それで手順通りに修復モードに入りましたが、Administratorのパスワードがどうのとか言われてもよくわからず、どうやらこれはWindowsの再インストールが必要になったと思って、パソコンを買った時に同梱されてきたWindowsXPのCD-ROMを取り出して、WindowsXPの再インストールを始めました。
しかしCドライブのFATが壊れているのか、クイックフォーマットではCドライブに再インストールできないと言ってくるので、これは正式な手順を踏んで、80GBのハードディスクを完全にフォーマットすることにします。
フォーマットを始めてみると、表示されるフォーマットの進行率は数分間見ていても0%から上がりません。この調子ではフォーマットが終わるまで何時間かかるかわかりませんし、その間何もする事がないのに黙って見守っているくらいならと、パソコンの前を離れて寝支度を始めます。もし明日起きてもフォーマットの進行率が0%のままだったらという一抹の不安はありましたが、眠りに落ちる前に最後に見たパソコンの画面は、フォーマットが少しは進行していることを示していました。

今朝7時前に(仕事がある日はこんなに早く起きることはないのに)起きると、ハードディスクのフォーマットは終わっていました。そこで朝飯もそこそこにWindowsの再インストールを再開し、製品版のアプリケーションやフリーウェア、シェアウェアを順番にインストールしていきます。フリーウェアやシェアウェアは、2号機にダウンロードしてあったインストール用のパッケージをLAN経由でコピーしていくだけですから、2号機そのものがある意味で3号機のバックアップとして充分に役立っていたことになります。
アプリケーションのインストールが終わると周辺機器の接続に移ります。WindowsXPがなかった時代の中古のスキャナのドライバが、添付のCD-ROMからではインストールできませんでしたが、買った時に製造元のホームページからXP対応の新しいドライバをダウンロードしてあったのを思い出して難なく解決。タブレットとプリンタのドライバも問題なし。遅くまで残った問題は、オーディオやビデオ関係のいくつかのデバイスが、デバイスマネージャを見ると正しくインストールされていず、「ドライバの更新」でWindowsXPのCD-ROMを入れてもインストールされませんでしたが、パソコンに同梱されていた他のCD-ROMの中から「マザーボードデバイス」や「TVチューナー」と書いてあるディスクを見つけて入れると、全部正しくインストールされ、正常に動作するようになりました。
そして最後はこれ、3号機が稼働し始めてから後に制作したCGや受信したメールは、昨夜チャットに行く前にバックアップしてあったので、損失と言うほどの損失はありませんでした。Windowsの再インストールの際に手順を間違えて、数年来のメールを全て失ったという人の悲嘆を耳にしたことがありますが、こまめにバックアップする習慣を身につけておくことの大切さを改めて実感します。

──とここまで打鍵してきて、3号機にインストールしてあったゲーム、「こみパDCE」と「ToHeartPSE」のセーブデータをバックアップしてなかったことに気づいたのですが、幸か不幸かどちらもプレイがほとんど進んでいませんでしたから、暑中見舞CGを仕上げたら再インストールして仕切り直しといきましょう。

7月18日(金)〜20日(日)
18日は17日に増して蒸し暑い日でした。暑気あたりしたのか、ほぼ定時に仕事を終えて帰ったにもかかわらず、家事を終えて夜になってもCGの制作を再開する気にもならず、といっていそいそとチャットルームへ行って夜更けまで談論風発していたわけでもなく、何時かわからないくらいの時間まで漫然とネットを放浪していたようです。

19日、起きたのは午後になっていましたが、こんな体たらくで3連休を浪費してはならぬと、まず図書館へ行って新聞に目を通すと、日の高いうちに帰って、すぐにCGの制作を再開しました。
夜が更けても作業を続け、土曜の夜のこととて行きつけのチャットルームへも行きますが、アプリケーションをいくつも起動してもリソースの制約が少ないWindowsXPの利点を活かして、チャット中もタブレットのペンを握り続けます。チャットが散会になってからも作業を続けて、CGの本体は20日の午前10時頃に完成しました。
それからサイトでの公開のための作業にかかりますが、実は今回の作品に描いた「ONE」の柚木詩子と里村茜は、ゲーム本編のシナリオ(シナリオがあるのは茜の方ですが)をまだ見ていないまま、ゲームを事実上放り出してしまっています。どういう性格の人物なのかもほとんど知らないままに絵を描いたものですから、コメントの打鍵が捗らないこと捗らないこと。サイトで公開できる状態になったのは、午後10時でした。

3連休のうちに制作に取りかかっておきたい次回作、暑中見舞用のCGについては、題材もほぼ決まったことですし、新作を上げた余勢を駆って今夜のうちから制作を始めてしまいたいところですが、そうやって徹夜なんかして生活リズムを崩してしまうと、22日からの仕事に差し支えるのが分かり切っています。ですから今夜は、明日は休みではないくらいに思って、夜更かししないで早く寝て明日に備えることにします。
(7月20日アップ)

7月16日(水)〜17日(木)
15日は雨が降りそうな天気でしたが16日は曇りのち晴れ、そして17日は一日快晴と、今週は次第に天気が良くなってきています。今日の晴天を見て、気の早い人は、もう梅雨明けかと言い始めました。

15日の深夜、「ILLUPARE(いらぱれ)」という、わりと最近立ち上がったらしいイラスト系総合サイトの管理者の方からメールがありました。当サイトを見て、是非検索エンジンに登録してほしいということです。
自分が運営しているこのサイトは、内容的にもアクセス数もCG・イラストサイトとしてはまだまだ二流か三流だと思っている私は、開設以来何度か集中的に検索サイトへの登録を行なってきましたが、検索サイトから「登録してほしい」というメールが来たのは、覚えている限りでは初めてのことです。
それで少し有頂天になって、CGの制作を中断してまで、ILLUPAREの他、4月に集中的に登録した時には新規登録を停止していた「ゲーム派ドットコム」にも登録申請を出すことにしました。
ゲーム系総合検索サイトよりもCG・イラストサイト専門の検索サイトに登録する方が有効だという考えは変わっていないので、今度ももっと他にCG・イラストサイト専門の検索サイトがないか探してみましたが、登録サイト数・1日当たりアクセス数から判断してけっこう大手だと思うサイトが「年齢制限のあるサイトは登録不可」だったり、いくら1日当たりアクセス数が多いからといって18禁サイト専門の検索サイトに当サイトを登録するのは間違っている(18禁はあくまで一部のつもりですから、今後も)と思わずにいられなかったりで、今回はあまりたくさんのサイトに登録することはなさそうです。
(7月17日アップ)

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