番外日記 |
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2001年11月6日(火)
事の起こりは、私のパソコンのDドライブに入れてある、最近制作したCGのフォルダのサイズと、Dドライブの空き容量を見比べているうちに、ふと思ったことです。「もうすぐDドライブがいっぱいになってしまうのではないか?」と。本格的なCGを制作されている方ならご存じと思いますが、CGというのはディスク容量を食うものです。 私は初めのうちは原画を50dpiとか72dpiという解像度でスキャンして、ほぼそのサイズのままCGにしていましたから、全てのCGについてJPEGに圧縮する前のビットマップファイルを保存しておいたとしても、CG1枚分のフォルダのサイズは1MB程度でした。 (ゲームメーカーの壁紙集などをお持ちの方は、ビットマップファイルのサイズをご覧になってください。640x480ピクセルのフルカラービットマップで、901KBです) ところが今年に入って(正確に言うと「ジークフリート」以後の作品になります)、原画を原則として200dpiでスキャンしてからPhotoshop上で修整やレイヤーの合成を行い、最後に縮小するように、作業のやり方を変えました。そのほうが細かい修整がやりやすいし(鉛筆ツールを使って1ピクセル単位で修整するよりもブラシツールを使うほうが、ということ)、完成したCGがなめらかに仕上がって見た目が良いからですが、その代わりファイルサイズは大きくなります。 今まで制作したCGで、縮小前の画像サイズが最大なのは「ものみの丘」の3600x2800ピクセルで、ビットマップファイルのサイズは28.8MB。PSDファイル(Photoshopのファイル形式)のサイズは画像サイズと直線関係ではありませんが、これも過去最大は「ものみの丘」で58.1MBあります。しかもこの作品の場合、左側の姫川琴音と、右側の沢渡真琴と天野美汐は別の紙に原画を描いていますし、背景は背景で、デジカメで撮った写真を思いきり拡大して使っていますから、それらをレイヤー合成する前のビットマップファイルまで丁寧に保存していると、結局「ものみの丘」関連ファイルが入っているフォルダのサイズは154MBにもなるという次第です。 さてその一方で、昨年の今頃、DドライブにインストールしてあったelfのゲームをEドライブに移してDドライブの空きを増やしたのですが、その後で買ったゲーム、「AIR」に「星空☆ぷらねっと」に「DiaboliQue」、「Flutter of Birds」やら「愛しの言霊」やらをDドライブにインストールしているうちに、気がつけばDドライブの空きは1GBを割っていました。 CGを1枚制作するたびにフォルダが100MB級(ちょっと古いゲームのフォルダサイズに匹敵します)になるとすると、Dドライブが満杯になるのは時間の問題です。 それに不測の事態に備えてゲームのセーブデータをバックアップしておくのは基本中の基本ですが、私が使っているバックアップツールは、異なるハードディスクドライブのファイルを1枚のリムーバブルメディアにバックアップできるのに、それをリストアする時には異なるドライブへはリストアできないという仕様になっているので、ゲームをインストールしてあるドライブがDドライブとEドライブに分かれていては、セーブデータを1枚のMOにバックアップしておくことができません。 それで、今までDドライブにインストールしてあったゲームを全部、Eドライブにインストールし直すことにしたのでした。 こうすると見通しではDドライブの空きが5.5GBくらいになり、Eドライブの空きは13GBくらいになります。 これで、どちらかのドライブが満杯になるまでには、まだしばらく余裕ができるでしょう。 (11月7日アップ) |
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