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工藤龍哉さんが運営している有名サイト「えるふりんくくらぶ」に寄贈したCGです。 えるふりんくくらぶは、10月25日に更新再開2周年を迎えましたが、それとほぼ時を同じくして、開設以来の通算30万アクセスを達成しました。 開設は1996年9月1日という、インターネットのゲーム関連サイトとしては古参中の古参サイトですが、こうして大きな節目を迎えたことに、改めて祝意を表したいと思います。 工藤さんは桜子萌えの方ですが、桜子のCGをお贈りするのはこれが初めてになります。昨年の再開1周年記念には、桜子を描こうと考えたこともありましたが、紆余曲折があってその時は真歩子のCGをお贈りしました。 9月にオフ会でお会いした時にも桜子のCGを所望されたので、今度こそ桜子を描くことにしました。 それともう一つ。私の作品に画風と呼べるほどの物があるとすれば、それは「色鉛筆塗り」ということになるのでしょうが、工藤さんにはかねてから「アニメ塗り」あるいは「セル塗り」でCGを制作することを勧められていました。 そこでこの作品では初めて、線画をスキャンしてペイントソフトで彩色する方法を試みました。 |
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800「何だかいつもと勝手が違って手間取ったところもあるけれど、これで一つ、新しい手法を自分の物にするきっかけをつかむことができればいいと思う」 知美「色鉛筆ばかりじゃ、進歩がありませんからね」 800「……他に言い方はないのか。今までのやり方だと総制作時間のうち、人物の原画を描くのが半分、スキャンしてからの修整と背景を作るのが半分(写真を背景に使う場合)といったところだったが、今回は線画を描くのに1時間、スキャンしてから修整と色塗りに3晩かかった」 桜子「慣れればもっと早くできるようになると思うわ。それに初めてのアニメ塗りで、ゼロから線画を起こして、明るい所と暗い所をここまで描ければすごいと思う」 知美「ゼロから線画を起こすなんてことが、館長にできるわけがないでしょ。原画集に載っていたのを丸写しして、顔の角度と表情をちょっと変えただけよ」 800「……題名の由来、説明する気が失せた」 (2001.11. 1)
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