『ハッピーエンド?2』 | |||
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『同級生2』より「水野友美」です。 | |||
これも、「桂芳恵精神病棟」を運営している桂芳恵さんから頂きました。 「ハッピーエンド?」を頂いた後、その返礼の意味を込めて、桂さんがSS制作の参考として掲示板で情報を求めていた、幼稚園児が輪禍に遭いそうになる場面と洋子の告白場面のセリフを、ゲームから書き取って掲示板に書き込みました。 そうしたらまたCGを頂いてしまいました。それがこのCGですが……。 800「いやあ、ネット始めて3ヶ月で、こんな贈り物を頂けるとは思わなかったなあ、知美」 知美「えっ、えうっ、うぐっ、うわああああぁぁぁぁん」 800「おいおい知美、そんなに泣くなよ……(これは三津野知美じゃなくて水野友美だ、とは言うまい)」 知美「だ、だって、だって……ひっく、うぐっ、ぐすっ」 800「知美っ、しっかりしてくれ。もし知美がコメントできなかったら、手前でカメラ構えてる男にコメントを頼まなきゃならない。私のサイトを、あいつの存在で汚したくないんだ」 知美「……わかりました。心をしっかり持って、コメントします(きりっ!)」 800「ようし、それでこそ私のアシスタントだ」 知美「はいっ! まず私……じゃなくて水野さんが着ているウェディングドレスですけど、ずいぶん独創的なデザインですね」 800「うん。桂さんはなんか、そのことを気にしてらしたようだけど、そこら中で見かけるような絹のレース一点張りのドレスと違って、こういうのもユニークでいいんじゃないかなあ」 知美「前に頂いたのもそうでしたけど、色鉛筆塗りですね。所長は、桂さんのやり方を真似したんですか?」 800「……どこからそういう言葉が出てくるんだね、三津野君(-_-メ)? これを制作して下さった時、桂さんは入院中だったんだよ。だからペイントソフトを使うことができなくて、色鉛筆で描いた原画を、お父さんにご自宅に持ち帰ってもらって、スキャンしてCGにしてもらった、と伺っている」 知美「そうだったんですか……所長、ごめんなさい」 800「わかればよろしい。 それにしても、病気で入院してらっしゃるのに、CGを描いて下さるとは、何というご厚情だろう」 知美「そうですね。……でも、経過が長い病気の場合は、回復期には軽い手作業をするぐらいの方が、頭と体を刺激して回復を早める効果があるそうですよ。あるいは下半身の怪我で入院しているような患者さんは、文字通り手持ち無沙汰で、何かしていないと暇で暇でしょうがないみたいです」 800「私が入院したのは、8歳の時に喉の手術で一回したきりだけど、手足は何ともなかったから、点滴しなくて済むようになったら、ベッドの上でひたすら、看護婦さんに叱られるまで遊んでたな、確かに」 知美「所長にも、子供っぽい時があったんですね(くすっ)」 800「どういう意味だ。私だってこのCGを頂く21年前には8歳だったんだぞ」 知美「えへっ、ごめんなさーい」 800「じゃ、次のCGに行こうか」 知美「はいっ」 カメラマン「ぼ、僕の出番は?」 800「ない(1秒)」 カメラマン「くっくっく。きっ……」 ドカバキグシャベキ パリーン カメラマン「……つい……な……あ……(がくっ)」知美「所長、私は何も見ていません。何も聞いていません。何も言うことはありません」 800「よろしい。後始末は私がやっておく」 (2000.4.1)
補足
「桂芳恵精神病棟」は、2004年11月19日限り、閉鎖されました。長い間のご厚誼に感謝いたします。
(2004.11.19)
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