そもそもなんでSEA-LinksとPingoo!の利用規定のことを書いたかといえば、同じような更新情報収集・検索システムであるTINAMIの ちえりにはこのような更新情報についての規定がなく、そのせいかどうか ちえりに拾われる更新情報には「日記更新」が目につくからです。
TINAMIの登録条件は、新規登録のページに明記されている通りサイト作者の手による、絵などのビジュアル要素を含む作品を発表しているサイトです。そこに登録を申請した以上、管理者には「自分のサイトではビジュアル要素を含む作品を、仮に最も重点を置くコンテンツでないとしても、自分が公開に力を入れるコンテンツの１つとして位置づける」という自覚があったはずで、「絵なんかサイトの飾りです。見に来る人にはそれがわからないんですよ」などと嘯いている管理者はいないはずです。
それならなぜ、ビジュアル要素を含む作品とは全然関係なさそうな更新情報をロボットに拾わせるのでしょう？　「ビジュアル要素を含む作品の新作を見たい」という利用者にとっては、その情報はノイズとしてしか受け取られないかもしれないのに？

まあ、私がとやかく言うことではないかもしれません。どこかのサイト管理者が ちえりに拾わせた情報をノイズとして棄却するかどうかは、その情報を見た一日平均何千人だか何万人だかの利用者の一人一人が判断することです。