『仰げば尊し』 |
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『ToHeart』より「保科智子」です。 |
「ToHeart」の「いいんちょ」こと保科智子のファンサイト「いいんちょ普及委員会 保科智子Fan Club」の会員有志の間で、作品集CD「ともこ2000」を制作するという企画が持ち上がったのは、2000年の夏コミ頃だったようです。同年の冬コミには、委員会の名前でサークル参加してCDを販売するところまで具体化しました。 残念ながら冬コミでは抽選に漏れてサークル参加はなりませんでしたが、委託販売の形で初版「ともこ2000β(CD−R)」が頒布され、私も1枚入手しました。 委員会ではその後、2001年の夏コミでプレスCDによる正規版を頒布する計画を立て、それまでにもっと充実した作品集にするため、引き続き作品を募集するということになりました。 そこで私も、ネットではCGサイトを開設していながら、コミケにサークル参加する類の同人活動を全く行っていない身としては、自分の作品が作品集の一部としてコミケで頒布されるというのは、またとない好機と考えて、CGで「ともこ2000」企画に参加することにしました。 ゴールデンウィークに行われるイベントに委員会が参加して頒布するβ2版の、作品募集の締切が3月31日と広報されていたので、3月に入ってから身辺多事多端の合間を縫って制作し、締切ぎりぎりに委員会に寄贈しました。 制作は3月ですが、作品集CDが最初に頒布されるイベントが4月30日開催の「まじかるパーティ2」(都立産業貿易センター)なので、それまで公開を見合わせてきました。 時は3月、卒業式の季節。場面は、卒業生総代となった智子が答辞を述べているところです。画面右側の、Leafのマークを描いた2枚の旗は、智子が通う高校の校旗だと思ってください。 標題「仰げば尊し」は、制作時にはそれほど深く考えずに付けたものですが、その後PlayStation版ToHeartで、卒業式の場面でBGMに「仰げば尊し」が流れているのに気付いた時、我ながらうまく決まったと思いました。 知美「館長、一つ気になることがあるんですが」 800「何かな」 知美「日記には、3月31日は引っ越し当日と書いてあります。そんな日に、CGを制作している暇があったんですか?」 800「いくら私が、制作が速いのが取り柄だからといって、その日一日で原画から完成までの全工程をやったわけじゃない。もっと前から少しずつ制作を進めてきて、最終的に完成して委員会に贈ったのが31日だったんだ」 知美「……何だか、物事の優先順位が普通の人と違うような気がします」 800「私は、私の判断基準に従って優先順位をつけ、それに基づいて物事を処理するだけだ」 知美「そうやって、一般人から逸般人になっていくんですね……」 ちなみに、委員会に贈ったCGはここに公開しているCGと画像サイズは同じですが、PNG形式でファイルサイズが858KBもあるので、当サイトでは公開いたしません。 智子「PNG形式やと画質が落ちないんやね、確か」 800「そうそう」 智子「オリジナルの画質で見たい人は、『まじかるパーティ2』の委員会のブースへ行って、『ともこ2000』を買うてね」 800「商売熱心だな。って、このページをお客さんが見てくれる時には まじパ は終わってるけど」 智子「あ、そうか。じゃあ次のイベント、5月5日の『それ行け!はっぱ行進曲♪』(こちらも都立産業貿易センター)と5月20日の『めがねっこフェスティバル』(大田区産業プラザPio・大展示ホール)やね。ていうか本番は夏コミやろ」 800「よくチェックしてるな。さすがは利にさとい関西…」 智子「うちとこ大阪ちゃう、神戸や!」 800「…誰が大阪と言った? 私は関西とだけ言ったんだがねぇ」 智子「う……」 (2001.4.30)
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