『七夕姫再臨』 | |||
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『リフレインブルー』より「深景」です。 | |||
ともゆきさんが運営するサイト「SweetAngel」に寄贈した絵です。 SweetAngelでは、7月7日から8月11日(旧七夕)までの会期で、リフレインブルーをテーマにして「七夕祭り」を開催していますが、その開催に先立って、このようなCGまで頂いてお誘いを受けました。 私にとってリフレインブルーは、特定のキャラに萌えるということはなかったものの、七夕伝説を絡めた幻想的な、しっとりと落ち着いた雰囲気が心に染み入った、かなり評価の高いゲームです。それでいてキャラの絵を描いたことはあまりなく、一度も描いたことのないヒロインが何人もいるので、お誘いを受けるとすぐ、絵の一枚も描いて祭りに参加しようという意欲が湧いてきました。 こういったイベントには「時機を逸さず参加することに意義がある」と思うので、絵を描いて参加するならあまり遅くならないようにしようと考えて、ちょうど1年前に七夕をモチーフにして描いた「七夕姫」を、主役を交代させてリメイクすることにしました。今にして思えば昨年「七夕姫」を制作していた時も、多分にリフレインブルーを意識していたと思われます。 実際に作業を始めると、ただ主役を入れ替えるだけでなく随所でリフレインブルーらしさを出そうと工夫したために(例えば織姫の髪飾りの花を、旧作に描いた朝顔(これは織姫を「朝顔姫」とも呼ぶことにちなんだつもりです)から、髪飾りにするには大きすぎるのを承知の上で「月下美人」に替えるとか)──それだけならいいのですが、いろいろなところで旧作の些細な欠陥が気になっては、やらずもがなの瑣末な修正作業に固執してしまう悪い癖が出て、リメイクにしてはあまりにも時間をかけすぎてしまい、そのために完成が遅れてしまいましたが、「この時期を過ぎたら他の全てを後回しにして暑中見舞の制作に専念する」と決めていた、海の日を含む3連休のうちには完成させてお贈りすることができました。 舞台を始めとして至るところで「海」がモチーフになっているリフレインブルー、それを題材にした絵を完成してお贈りしたのが「海の日」だというのも、偶然の一致だとしても一興でしょうか。 (2005.7.18)
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