『高原の夏・友美』
高原の夏・友美:
友美「チャーム、湖へ行きましょ」 
チャーム「ウォンッ!」
『同級生2』より「水野友美」です。
永井勇さんが運営している有名サイト「同級生FanPage」の40万カウント記念に寄贈したCGです。
CGとしては2作目、色を塗ったのはこれが初めてです。
知美「……(ぽっ)」
800「どうした?」
知美「所長が、初めて私を主役にして描いてくれたCGなんですね……(うっとり)」
800「あ、あのね、君は三津野知美、私が描いたのは水野友美。読みは同じだけど間違えないように」
知美「……はっ! そ、そうでした。私としたことが、つい……」

制作の動機ですが、「FanPage40万カウント記念トップCGのキャラを募集」という永井さんからの告知を掲示板で見ました。
でも永井さんは美沙萌えで有名な方ですし、永井さん自身のCGギャラリーには友美は一枚もありませんから、私が友美をリクエストしても実現可能性は低い、と考えました。
知美「そうなんですよね、なぜか永井さんは私……じゃなくて水野さんを描かないんですね」
ここはもう一念発起して自分で描くしかない、と無謀な決断をして描いたものです。
相変わらず実力不相応なことばかりしてます(^^;
知美「それほどまでに私のことを……(うるうる)」
800「だーかーらー、私が描いたのは三津野知美じゃなくて水野友美だってば(あーややこし)」
夏というとすぐ海あるいはプール、そして当然のごとく水着を連想しますね、そこのあなた。
で、あえてそれを避けてみたのです。
夏、海へ行かないとすれば、行き先は山、高原の避暑地。
犬を描いたのは、これを描く少し前に安麟太郎さんのSS「友美Diary さよなら、チャーム」を読んで非常に感動したのが一番の動機です。
この作品はなかなかの佳作です、ぜひ一度お読みになってください。
知美「……ぐっすん」
800「どうした?」
知美「安麟太郎さんのSSを読んでたら、泣けてきちゃって……」
800「うんうん、犬を飼ったことのある人には、ちょっと痛いかもしれないな、あのSSは」

もう一つあえて避けたのは、ミニスカートです(^^;
元のゲーム、なんで真冬なのに、私服の時でもあんなミニスカートをはいているのか、どうしても納得できなかったのです。
あれじゃあ、芳 樹にごちそうしてやるようなもんじゃないですか。
知美「そうですね。しかもナマ足でしょう、下半身を冷やすと婦人病の元ですよ……って、きゃっ、私ったら何を言ってるのかしら(^^;」
800「なんか知美、飛ばしてるな。まあ、現実的な理由もそうだろうけど、やっぱりロングスカートこそ男のロマン……あわわわ(^^;;」
知美「所長こそ、何を言ってるんですか」
知美「絵としてみると……デッサンが少し変ですね。
 永井さんが得意なデフォルメキャラ、じゃないCGにしてはちょっと頭でっかちです。
 約5頭身。これじゃあ小学生ですね」
800「うん、それは失敗したと思ってる」
知美「それに、私、じゃなくて水野さんが高校3年生の時の絵だとしたら、ちょっとその……胸がなさ過ぎるんじゃないですか?」
800「私の趣味だ(爆)」
知美「…………(ジト目)」

知美「今ここに展示してあるCGは、寄贈後しばらく経ってから制作し直した物です。といっても原画は基本的に直していないそうです。
 旧版はスキャナーの調整ミスで色が変だったのと、無謀にも手書きした文字があまりにもボロかったので……ということです」
800「はっきり言うし」
知美「一応ここに置いてあるそうです。お時間と好奇心のある方はどうぞ」
800「見せなくていいってのに……」
(2000.4.1)
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