私本落窪物語

年譜
年齢月日出来事
-11 律子の母亡くなり忠頼邸に引き取られる
-116 紀子(17)仲基(18)と結婚
18晩秋忠頼中納言に昇進
綏子(18)頼実と婚約
律子は落窪の間に明子(18)と逼塞
勝子律子に針仕事を言いつけ律子残業
夜中に油を取りに行って仲基と会う
仲基紀子から律子の事を聞き出す
その後紀子と律子・三郎(10)箏の合奏
10月綏子と頼実結婚
19〜9月惟成(23)と明子親しくなり9月結婚
翌日惟成律子の窮状を知る
道頼(23)律子の話を聞き乗り気になる
律子の方は乗り気でない
数日後仲基忠頼に律子の婿の話を持ち出す
忠頼律子・明子にゴーサインを出す
翌日道頼律子に恋文を書く
その後恋文頻々と書くも返事なし
9月末綏子出産
11月17日一家揃って石山へ出かける 律子と明子は残る
惟成来る 夜になって道頼来る 律子を見て惚れ込む
惟成明子を拘束し道頼律子の部屋に入って律子と契る
明子惑乱
11月18日明子の誤解を解く
後朝の文の返事に現れた律子の心境
律子の心境の変化に明子も気付く
2日目を迎える準備に明子奔走
11月19日明子道頼に朝食を出す
3日目の準備 三日夜餅など
霙を冒して道頼と惟成来る 途中で溝に落ちる 律子恋の自覚
11月20日一行帰る 道頼勝子を見る 勝子鏡の箱を取り上げて代わりをよこす
その夜は道頼来ず
11月21日道頼手紙をよこし惟成その返事を落とす 珠子(14)拾う
夜道頼来る 勝子縫物を命ず(頼実賀茂祭の舞人に指名)
忠頼律子を叱り道頼それを見聞する
少納言律子を手伝いに来て道頼と珠子の縁談・弁少将の噂などする
少納言退出し道頼が律子を手伝う
勝子覗く 頼実を呼んで面通しし道頼と知る
勝子憤激し奸計を弄す
11月22日勝子忠頼に律子を讒言 忠頼律子を勘当
勝子律子を雑舎の塗篭に監禁 頼実綏子に騙されて惟成を家来から外す
馘になった明子綏子に哀訴して邸に残る
道頼から手紙あり返事によって道頼事態を知る
明子三郎を使って律子に差し入れる
夕方再び文あり三郎を使って届ける 返事を記す
勝子典薬助(>60)に律子を託す
明子典薬助に二度にわたり温石を取りに行かせ二度目には締め出す
典薬助退散 明子惟成に連絡
10
11月23日朝道頼の手紙を届ける 返事を書く
昼一行が賀茂祭に出かけた留守に道頼急襲 律子を救出し二条別邸へ行く11
20道頼・惟成昇進 明子女房頭となる
珠子との縁談を道頼受け替玉に範綱を出す
12
2日後範綱忠頼邸へ来る
翌日後朝の文を道頼代筆 返事も原本は手元に置く
その夜も範綱来て後朝の文は道頼の代筆
翌日露顕の儀で正体露見そこへ道頼乱入して騒ぎになり破談
珠子も正体を知り範綱を拒絶
翌日珠子範綱を罵倒
4月珠子兼時と結婚
9月末律子男子を出産
212月下浩子帝の第一皇子出産 道経の陰謀13
7月珠子出産
8月14日隆明少納言を催促
8月15日隆明忠頼邸へ来て珠子を篭絡
9月初隆明再び侵入 惟成に尾行されて証拠を握られる
9月下帝病気
9月28日時子第二皇子出産 隆国呪詛が露見 隆明の密通も露見し兼時に糾弾される
9月29日隆国失脚 兼時と珠子離婚 忠頼珠子を勘当
律子と明子女子を出産(9月28日の可能性あり)
10月20日譲位14
11月中臨時の除目 道頼中納言兼左衛門督になる
12月少納言道頼邸に就職
珠子紀子の説得を聞かず出奔 夜盗に遭って身ぐるみ剥がれる
道頼救助 二条邸で珠子明子・律子に再会
224月賀茂祭の日 道頼と忠頼の車争い 典薬助しばかれる 車を壊される15
忠頼三条邸を造作 道頼と明子乗っ取りを企てる 女房の引き抜き16
6月19日三条邸押領 忠頼抗議するも通らず
6月20日律子鏡の箱を返す時正体を明かす 勝子狂乱
忠頼三条邸へ来て律子・珠子と対面

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(2000.7.30 10.10修正)

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