完全に系統立ててテストプレイしてはいないので断定的な結論は出せませんが、確からしいのはまず、４月１５日に琴音が「私は変わっているから」と言った際に、「そうでもないって」を選ぶことが必須。続いて４月２１日に琴音の念動力が暴発した後、「私に近づかない方がいい」と言う琴音には「断固拒否する」を選ばなければならないようです。いずれも選択を間違えると、４月２３日で行き止まりになることがわかりました。
あるいはもっと前、４月１１日に「ガラスを割るなんて〜」を選ぶと、そこでもう雅史エンド確定となるのかもしれませんが、それは未確認です。
もともと琴音シナリオは松原葵シナリオに比べて、「超能力（念動力）」という現代科学が説明できない物を主題としているだけあって非現実色が濃いのですが（葵シナリオも、坂下との決闘の最後に葵が放つ起死回生の一撃「崩拳」は嘘臭いですが）、Windows版で設定されていた琴音の医学的特異性つまり半数染色体は、シナリオにそれを持ち込む必然性が乏しすぎたのか、PlayStation版ではその設定は使われていませんでした。Windows版のそれにしても、染色体が１本多かったり少なかったりする程度の染色体異常は実在しますから、そっち方面のいわゆる人権擁護団体からのクレームを恐れて、人間ではまず実在する可能性のない半数染色体という、ある意味で「ぶっ飛んだ」設定にしたのでしょうけれど。