第２回葉鍵板最萌トーナメントが終わって４年経った2010年に、第３回葉鍵板最萌トーナメントが企画されました。
この間、Leafからは「大ヒット作」と呼ばれるほどの完全新作が発売されず、それに対してKeyはPCゲーム「リトルバスターズ!」とアニメ「AngelBeats!」で盛り上がっていましたが、新作「Rewrite」は制作中という状態で、板全体が閑散化し、常連も高齢化が進んでいました。
しかし逆に考えれば、参加者が少なくて投票数が少なければ、１人の投票者の票が勝敗に及ぼす影響も大きくなりますし、１人の支援者の熱心な支援で試合がひっくり返る可能性も増えます。
そこで私も、第３回に参加するからには、本格的なCGの制作から遠ざかって４年も経っていましたし、リハビリがてら落書き絵で支援しようと思ったのでした。

フェチと言いますか、好きなキャラのどこに萌えるかは十人十色ですが、１回戦の序盤から欠かさず投票している常連の投票者に、「ヘソ出し」がたいそう好きで、１回戦の後半には毎試合のように「先に『ヘソ出し』の支援（文章でもイラストでも）が出たキャラに投票する」と公言している人がいました。
第２回で、私が必死で支援したにもかかわらず１回戦で敗退した清水なつきが、第３回では２回戦に進出しました。
しかし清水なつきは何しろPlayStation版のキャラですから、公式にヘソ出しのような露出度の高いビジュアルはなく、Googleのイメージ検索やpixivを当たっても、清水なつきのヘソ出しのイラストは見つかりません。
そんな時、１回戦の終盤で「AIR」の神奈備命が出場した試合で、「神奈備命のヘソ出しがなければ自分で描いちゃえばいい」と言って、即興でラフ画を描いて公開した支援者がいました。その仕事の速さに、私は圧倒されました。
そうなれば私がすることは、清水なつきが２回戦に出場するまでに、その人が好きそうなヘソ出し（それもビキニ水着のような丸出しではなくて、体操着の裾からチラッと見えるようなのが好きらしいと判断しました）の落書き絵を描いて、試合開始と同時に公開することです。